この「働」と「動」という言葉の意味や使い分けについて説明していきます。
「働」と「動」の違い!
「働」と「動」の意味と違いについて紹介します。
「働」とは
「働」とは「どう・はたらく」と読み、「仕事をする」「職業に就く」「機能する」「作用して効果が出る」「精神が活性化する」「悪事を起こす」「文法的に変化する」という意味があります。
一般的に、人やものがなんらかの活動をしたり、作用を生じる時に使われる言葉です。
「動」とは
「動」とは「どう・うごく」と読み、「ものの位置が変わる」「地位が変わる」「固定しているものが揺れる」「身体が活性化する」「ものごとの状況が変化する」「何かの作用により心が変化する」「目的を持ってある行為をする」「機械が機能する」という意味があります。
人やものが、実際に移動したり活性化することに対して使われる言葉です。
「働」と「動」の違い
「働く」は、「何かの役に立つ様に行動すること」で、仕事をしたり、作用が有効になることを言います。
「動く」は、「ものが移動したり活性化すること」で、位置的なことを表します。
2つの違いは「何らかの影響が生じるか、単に場所が変わるだけか」という点です。
「働」を使った例文と意味を解釈
「労働に見合うだけの給与が欲しい」
仕事に就いている人が、自分は一生懸命仕事をしているのですから、その成果に釣り合うだけの報酬が欲しいと言っています。
「動」を使った例文と意味を解釈
「二次会の場所が決まったので移動することにした」
飲み会で盛り上がり、二次会を開くことになったので、店を押さえてそちらへ場所を変えることにしました。
まとめ
「働」と「動」は非常に使い分けが難しいものです。
基本的には「働く」「動く」という意味で使い分けて良いでしょう。