この記事では、「コラムニスト」と「ライター」の違いを分かりやすく説明していきます。
「コラムニスト」とは?
雑誌、新聞、WEB媒体などにコラムを執筆する人のことです。
コラムとは、雑誌や新聞などに掲載される短い文章のことです。
科学的データに基づいたものなどではなく、評論やエッセイなどを書いています。
ニュースは客観的事実に基づいて書かれたものです。
ここに主観は入らないことが一般的です。
コラムの場合は主観が入ります。
事実も含みますが、主観が重視される文章です。
出版社や新聞社の職員が文章を書くこともありますが、独立して仕事をしている人もいます。
この仕事だけで生活をしていくためには、それなりの能力が必要です。
有名になればこの仕事だけでも食べていくことができる可能性がありますが、多くの場合は他の仕事もしています。
この仕事に就くために必要な資格はありません。
文章を書く仕事なので文章力が必要で、自分の意見を交える必要もあるので、自分の考えを持てることも必要です。
そして、雑誌や新聞は出版・発行日が決められており、その日までに仕上げなければならず、スケジュール管理をできる力も求められます。
「コラムニスト」の使い方
雑誌や新聞などで短い評論などの文章を書く人を指して使用する言葉です。
「ライター」とは?
出版社や新聞社などから依頼を受けて、書籍、雑誌、パンフレットなどの文章を書く人のことです。
依頼される文章の内容は、グルメ、旅行、ファッション、健康、環境保護、車などさまざまです。
いろいろなジャンルのことを書いている人もいれば、特定のジャンルのことを書いている人もいます。
また、多くの場合、自分が得意とするジャンルがあります。
文章を書くために資料を収集し、情報を得て、それをうまくまとめていきます。
場合によってはカメラマンを伴って取材をします。
この仕事に就くために必要な資格はありません。
文章表現力が求められ、ライター養成講座などを受講していると、仕事をするうえで役立ちます。
「ライター」の使い方
出版社などからの依頼を受けて文章を書く人を指して使用する言葉です。
小説を書く人は小説家といい、「ライター」とは区別しています。
「コラムニスト」と「ライター」の違い
文章を書いている点は同じですが、この2つの職業は区別して呼ぶことが一般的です。
「コラムニスト」はコラムを書く人です。
「ライター」はコラムを書く場合もありますが、何らかのテーマに沿った文章を客観的に書いています。
「コラムニスト」の例文
・『コラムニストに仕事を依頼する』
・『コラムニストとして活躍している』
・『コラムニストの○○さん』
「ライター」の例文
・『ペットのテーマが得意なライター』
・『このテーマを書けるライターを探している』
・『ライターになって10年が経つ』
まとめ
文章を書く人という点は同じですが、書いているものが異なります。