「めんどくさい」と「ややこしい」の違いとは?分かりやすく解釈

「めんどくさい」と「ややこしい」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「めんどくさい」「ややこしい」の違いを分かりやすく説明していきます。

「めんどくさい」とは?

「めんどくさい」とは?

「めんどくさい」は、対処する側が手間がかかるが故、行いたくない対処のことを意味します。

その上で、「めんどくさい」は、対処する側は、自分だったり他人だったりと第3者です。

なお、対処の内容が手間がかかるというのは、時間がかかることの他、不必要なまでに気を使う仕事のことで、「めんどくさい人」がまさに、不必要にまで気を使うが故、手間がかかり気を使う人だということになります。

「ややこしい」とは?

「ややこしい」とは?

「ややこしい」は、対象となる物があり、その対象の周りが複雑に絡み合うことです。

複雑に絡み合うとは、例を挙げれば、男女の三角関係などがまさに「ややこしい」という点形で、男女関係は、好きな人物、嫌いな人物が入り混じり好きなものを取り合ったり、嫌いな人物を押し付けあうなど複雑で、この複雑な部分を「ややこしい」といいます。

「めんどくさい」と「ややこしい」の違い

「めんどくさい」と「ややこしい」の違い

「めんどくさい」「ややこしい」の違いは、問題を対処する側が複雑に絡み合う厄介ごとがあるかどうかです。

「めんどくさい」は、厄介というよりも気を使ったり段取りを踏んで物事を解決せねばならない分て順さえ踏めば問題はありません。

ですが、「ややこしい」は、手順を踏もうとも必ずしもそれで解決ができない複雑な問題故、問題に対処する人物の解決力が試されます。

よって両者の問題は、問題があると仮定した場合において解決力を必要とするか、手順をきちんとこなせるかです。

「めんどくさい」の例文

「めんどくさい」の例文

・『山田さんはめんどくさいひとだなあ』
この例は、山田さんという人物は、気を使う必要性がある人物であるという例です。

「めんどくさい」は、手順や気を使うことなのでこの例では山田さんには気を使う必要性が生まれています。

無論、気を付けてさえいれば山田さんをうまくコントロールできるのが「めんどくさい人」の特徴であると言い切れます。

「ややこしい」の例文

「ややこしい」の例文

・『太郎君と花子さんと信子さんの関係はややこしい』
この例は、太郎君と花子さんに信子さんの間柄は複雑であるという例です。

「ややこしい」は複雑である様を指すのでこのケースでは、各々の人物の間柄が複雑であるとしています。

まとめ

まとめ

「めんどくさい」「ややこしい」については、問題を解決すると仮定して考えると分かりやすいです。

問題を解決することの場合、「めんどくさい」は、手順や気を使って処理する必要性があるため、手順と気を使ってさえいれば解決可能です。

しかし、「ややこしい」は、手順を踏もうが気を使おうが、問題解決が複雑であるが故、問題解決においては解決する側の対処能力が必要で必ずしも、手順や気を使えば問題が解決できるわけではありません。

よって両者の関係は、手順や気を使うことで解決ができるか、それ以外の方法を必要とされるかです。