「器用」と「器用貧乏」の違いとは?分かりやすく解釈

「器用」と「器用貧乏」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「器用」「器用貧乏」の違いを分かりやすく説明していきます。

「器用」とは?

「器用」とは?

「器用」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「器用」「きよう」と読みます。

「器用」「体を思うように動かし、芸事や工作などをうまくこなすこと」という意味があります。

例えば、編み物などを始めたとき、それほど習熟していないのに、上手にできるとき、「手先が器用だから編み物が上手」などと言われます。

次に「器用」には「要領よく、いろいろな物事を処理すること」という意味があります。

山積みのタスクがあっても、要領よくこなしていける人は、「器用にタスクをこなせる人」と言われるかもしれません。

続いて「器用」には「抜け目なく立ち回ること」という意味があります。

上の立場の人にも、下の立場の人にも、感じよく接しながら立ち回れる人は、「世渡りが器用だ」と言われるかもしれません。

「器用貧乏」とは?

「器用貧乏」とは?

「器用貧乏」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「器用貧乏」「きようびんぼう」と読みます。

「器用貧乏」は、「何事も器用なため、あちらこちらに手を出し、いずれも中途半端になり大成しない人」という意味があります。

例えば、歌の才能があり、踊りの才能があり、さらに楽器を弾く才能があるなど、なんでもこなせるタイプの人が、中途半端な芸能活動をしてしまい、大成しないとき、「才能に溢れているが器用貧乏に終わった」などと言われるかもしれません。

また、人間関係において上手に立ち回れる人が、結局誰とも親しくならずに、少し浮いた存在になってしまうような場合、「誰とも太い絆を結べず、器用貧乏な人生だった」などと言われるかもしれません。

さらに、あちこちに手を出しすぎていると感じた人が、一つのことに絞ろうとするとき、「器用貧乏を返上して、一つのことを頑張ろう」などと決意するかもしれません。

「器用」と「器用貧乏」の違い

「器用」と「器用貧乏」の違い

「器用」「器用貧乏」の違いを、分かりやすく解説します。

「器用」「体を思うように動かし、芸事や工作などをうまくこなすこと」、また「要領よく、いろいろな物事を処理すること」という意味があります。

一方の「器用貧乏」は、「器用だから、中途半端になり、大成しないこと」という意味があります。

「器用」が意味する長所があだとなり、大きな成功を成し遂げられない人のことを「器用貧乏」と呼びます。

「器用」はポジティブな意味で使われて、「器用貧乏」は、ネガティブな意味で使われるという違いがあります。

このように、なんでもうまくこなせる人のことを「器用」と呼び、その結果、大成しない人を「器用貧乏」と呼ぶようにしましょう。

まとめ

まとめ

「器用」「器用貧乏」の違いについて見てきました。

2つの言葉は、「器用」はポジティブな意味、「器用貧乏」は、ネガティブな意味があるという大きな違いがありました。

2つの言葉の違いを知ることで、きちんと使い分けることができるようになりそうです。