「トレイルランニング」と「クロスカントリー」は、少々異なる競技になります。
「トレイルランニング」とは?
「トレイルランニング」とは、整備されていない草原や野山を走ることです。
規定のコースで競技として行うこともありますが、後述する「クロスカントリー」や長距離走のトレーニングとして行われることも多く、それらの総称と言える呼び方になります。
競技としての「トレイルランニング」では、必要な荷物を持って走ることが許可されている場合が多いです。
主に飲み物や雨が降ってきた時の為の防水性のある上着、怪我に対する応急処置の為のセット、更に緊急時用に携帯電話なども持参され、それだけ過酷なレースになると考えていいでしょう。
学校の体育の授業でこの「トレイルランニング」とあった時には、学校外で行う草原や野山を走る授業や大会のことになります。
「クロスカントリー」とは?
「クロスカントリー」も、草原や野山を走る競技になります。
こちらはトレーニング時に使用することはあまりなく、ほとんどの場合でそのような名称の競技のことを指して使われます。
「トレイルランニング」とは違い、マラソンのように手ぶらで走ることになり、5キロや10キロといった比較的短いコースで行われます。
これと比較して、荷物を持参できる「トレイルランニング」では、もっと長い距離がコースとして設定されることが多くなっており、中には100キロ以上のコースの場合もあるほどです。
「トレイルランニング」と「クロスカントリー」の違い
「トレイルランニング」は、草原や野山を走ることの総称で、そのような競技として使うこともある言葉ですが、「クロスカントリー」は、ほぼ競技名に限定されている使い方となっています。
また、「クロスカントリー」は手ぶらで行う競技だという違いもあると覚えておいてください。
まとめ
競技としての「トレイルランニング」と「クロスカントリー」では、性質がかなり異なると考えてください。
「クロスカントリー」は、言わばマラソンの延長のようなものですが、「トレイルランニング」は、さながらちょっとした「冒険」とも表現することができます。