「鬼畜」と「ドS」にはどの様な違いがあるのでしょうか。
それぞれの意味と使い方についても併せて紹介します。
「鬼畜」とは?
「鬼畜」の意味と使い方について紹介します。
意味
「鬼畜」は「きちく」と読み、「人を人とも思わない様な残酷な行為をする人」「非道な性的行為をする人」という意味です。
「鬼」は「おに」、「畜」は「畜生(ちくしょう)=けだもの」という意味で、正に「鬼かけだものの様な人」を表します。
使い方
「鬼畜」は、仏教用語で、人間が業(ごう)により行き来する世界である「六道」のうち、餓鬼道と畜生道を表せた「餓鬼畜生」という言葉を省略したものです。
ここから転じて、人間らしい心をがないかの様に非道な行為をする人に対して使われています。
暴力だけでなはなく、精神的に相手を追いつめたりする行為なども含みます。
「ドS」とは?
「ドS」の意味と使い方について紹介します。
意味
「ドS」の意味は「愛情が過ぎて相手をいじめたくなる度合いが非常に強いこと」です。
相手に対して攻撃的で、弱点を知ると徹底的にいじめたくなる性格のことを言います。
「ドS」の「ド」は「度を超えた」の「ど」で、「ド根性」など程度が著しいことを表す接頭語です。
「S」は「サディスティック」の略で、「攻撃的な性格のこと」という意味です。
使い方
「ドS」は、相手をいじめたり攻撃している自分に酔いしれる性格の人に使われます。
元々「S」に対しては「M」といいう相方があり、それぞれ「いじめることが嬉しい」「いじめられることが嬉しい」と快感を覚える関係です。
「ドS」は自分がいじめた相手が辛そうにしている姿を見るのが楽しいのです。
「鬼畜」と「ドS」の違い!
「鬼畜」は「人としてありえない様な残酷な行為をする人」です。
「ドS」は「人をひどくいじめて快感を覚える人」です。
この2つの違いは「残虐性があるかどうか」という点です。
まとめ
「鬼畜」と「ドS」は、行為の程度に違いがあります。
「ドS」は性癖ですが、「鬼畜」は「人でなし」と言われるのでやめましょう。