「兄貴」と「お兄さん」の違いとは?分かりやすく解釈

「兄貴」と「お兄さん」の違い言葉・カタカナ語・言語

「兄貴」「お兄さん」には一体どの様な違いがあるのでしょうか。

それぞれの意味と使い方についても紹介します。

「兄貴」とは?

「兄貴」とは?

「兄貴」の意味と使い方について紹介します。

意味

「兄貴」の意味は、「兄を敬ったり、親しんで言う時の表現」「やくざや職人、若者の間で、勢いがありリーダー格の者の呼び名」「年上の男性への呼び名」です。

「貴」「身分や家柄が高いこと」「上品で優美なこと」という意味があり、人を尊敬していることを表す言葉です。

使い方

「兄貴」は、自分よりも格上だと思っている「兄」「年上の男性」を呼ぶ時に使います。

家族や親戚、ごく親しい友人達と話している時に使う表現で、実際に血縁関係はなくても、年上の男性に対して親しみを込める意味もあります。

因みに飲食業界では「兄貴」「古い在庫」という隠語で、「兄貴から先に使って」「古いものから先に使って」という意味です。

「お兄さん」とは?

「お兄さん」とは?

「お兄さん」の意味と使い方について紹介します。

意味

「お兄さん」の意味は「年下の家族が、兄を敬い丁寧に言う言葉」「自分自身を年下の家族や子供に対して表す言葉」「若い男性に親しみを込めて呼ぶ言葉」です。

使い方

「お兄さん」は、軽さと柔らかなイメージがある言葉で、血縁関係がなくても使えます。

若い男性を呼び止める時に「そこのお兄さん」と言うこともあります。

尚、「さん」が付くので第三者に自分の兄のことを話す時に使うのは間違いです、

「兄貴」と「お兄さん」の違い!

「兄貴」と「お兄さん」の違い!

「兄貴」は、自分よりも年上・格上の人に使います。

「お兄さん」は、自分よりも年上・年下どちらでも使えます。

まとめ

まとめ

「兄貴」「お兄さん」は非常に使い方が似ています。

血縁関係がない場合、つながりが強い時には「兄貴」、他人に対しては「お兄さん」を使うと良いでしょう。