「恵まれる」と「富む」は意味が似ていますが、どの様に違うのでしょうか。
それぞれの意味と違い、例文も併せて紹介します。
「恵まれる」と「富む」の違い!
「恵まれる」と「富む」の違いについて紹介します。
「恵まれる」とは
「恵まれる」の意味は、以下の2つです。
1つ目は「普通よりも良い条件や環境を与えられること」という意味で、自分の周囲が良い状態になっていることを言います。
2つ目は「運良く与えられること」という意味で、たまたまその時に幸運があることを言います。
自分から手に入れようとするのではなく、自然にその様な条件が揃ったり、良い機会が与えられたりすることに使います。
「富む」とは
「富む」の意味は以下の通りです。
1つ目は「財産が多い、金持ちである」という意味で、金銭的に裕福なことを言います。
2つ目は「多く備えている」という意味で、才能や知識など、目に見えないものが豊かであることを言います。
「富む」は、元々備わっていたり、努力をすれば自分で手に入れられるものに対して使います。
「恵まれる」と「富む」の違い!
「恵まれる」は「良いものを与えられること」です。
「富む」は「豊かにある」ということです。
2つの違いは「まとまったものか、沢山あるものか」という点です。
「恵まれる」を使った例文と意味を解釈
「環境に恵まれた地域で育った」
自然が豊かで、空気がキレイであったり、静かで過ごしやすい地域に住んでいたことを表します。
「富む」を使った例文と意味を解釈
「変化に富んだ毎日だった」
毎日様々なことが起きて、刺激が多かった日々を表しています。
まとめ
「恵まれる」と「富む」は、「与えられるものか、豊富にあるものか」という違いがあります。
どちらも良い意味ですので、普段から使いこなせる様にしましょう。