私たちが普段利用している道の中で、「遊歩道」や「歩道」があります。
この記事では、「遊歩道」と「歩道」の違いを分かりやすく説明していきます。
「遊歩道」とは?
「遊歩道」とは、散歩や自然観察、または野鳥観察などで歩く道のことを言います。
「遊歩」には、楽しみのために、ぶらぶらと歩くことと言う意味があります。
なので、「遊歩道」は周りの自然を楽しみながらのんびりと歩く道路と言う意味になります。
「遊歩道」には樹木が植えられていたり、季節の草花などを楽しむことが出来るところも多くあります。
また、水飲み場や休憩場所などが設置されているところもあります。
晴れた日や休日などに、「遊歩道」を散策して、余暇を楽しんだりすることもできます。
「歩道」とは?
「歩道」とは、人が歩くために作られた道で、車道の端にある通路のことなどを言います。
車道脇にある「歩道」は車道よりも一段高くなっていたり、白線などで仕切られています。
場合によっては、車道と「歩道」の間に、自転車専用レーンが設置されていることもあります。
他にも、山で人が一人通れるくらいの細い道のことも「歩道」と言います。
「歩道」は人が通る道全般を指すので、登山道や「遊歩道」なども含まれます。
自転車は基本的に車道を走行するのが原則です。
自転車走行の道路交通法による法律は、以前に比べるとかなり厳しくなってきています。
ですが、条件を満たしていれば、自転車が「歩道」を通行することが可能です。
この場合も、「歩道」はあくまでも、歩行者が優先なので、歩行者の安全を第一に考えた自転車走行を行うようにしましょう。
「歩道」上で、歩行者が自転車走行者の影響で、危険な目に遭ったり、道を譲らなければいけないような状況が起きないように気を付けたいものです。
「遊歩道」と「歩道」の違い
「遊歩道」と「歩道」の違いを、分かりやすく解説します。
「遊歩道」は散歩や、自然を楽しむための道です。
一方、「歩道」は人が通行するための道です。
「歩道」は、歩行者が歩く通路全般を指しているので、「遊歩道」も含まれます。
すべての「歩道」は、歩行者が優先的に通行する道です。
自転車やバイク、または車などは交通ルールを厳守し、歩行者が安全に通行できるように配慮していきたいものです。
まとめ
道路脇に造られている「歩道」の幅は、場所によって違いがあります。
降雪地帯では、雪の状況を考慮し、「歩道」がかなり幅が広く造られている場合もあります。
他にも、アーケードなどの屋根がある「歩道」もあり、歩行者は雨や雪などを避けることができます。
いずれにしても、歩行者が安全に「歩道」を通行することが出来ることが重要です。
「遊歩道」や「登山道」など、歩く目的だけではなく、自然を楽しみながら歩くことができる「歩道」がいろいろとあります。
特に、「遊歩道」は街中にもあるので、機会があれば、通行してみるのも良いでしょう。
普段の歩行とは違う、新たな発見があるかもしれません。