「書き終わる」と「書き切る」の違いとは?分かりやすく解釈

「書き終わる」と「書き切る」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「書き終わる」「書き切る」の違いを分かりやすく説明していきます。

「書き終わる」とは?

「書き終わる」とは?

「書き終わる」とは、執筆行為が終了したという意味の言葉になります。

何を書いていたかは特に問わない表現で、「もう少しで書き終わる」「書き終わるまで待っていて欲しい」などと、その作業の終了に対して使われます。

ただし、それで完成という形で終了したという解釈は含んでいない為、書き終わる=完成という訳ではないことを覚えておいてください。

「書き切る」とは?

「書き切る」とは?

こちらの「書き切る」は、最後まで執筆を終えたという意味になります。

つまり、その件に関する執筆はそこで終了だと考えていいでしょう。

「最後まで書き切ることができた」「書き切るまでは帰れない」のように、執筆によって完成させることだと解釈してください。

このようにできたという表現で、「書き切った」という形で使うことも多く、完成、またはそこまでと決めていたような所まで「書き終わる」ことだと考えていいでしょう。

「書き終わる」と「書き切る」の違い

「書き終わる」と「書き切る」の違い

「書き終わる」「書き切る」の違いを、分かりやすく解説します。

「書き終わる」は、単に執筆が終わったというだけの意味なので、それが文章や作品として完成しているかどうかとは別の問題になります。

「書き切る」は、完成、もしくは決めていた所まできちんと執筆できたことになり、同時に「書き終わる」という意味も兼ねています。

よって、「書き終わった」と使った時には、「それで、完成はしたの?」などと問われてしまう場合がありますが、「書き切った」と使うと、執筆行為が終わったのと同時に完成した(決めていた部分までの執筆が終わった)ことまで表すことができます。

まとめ

まとめ

「書き終わる」「書き切る」は、このような違いになります。

「書き切る」ことが執筆の目的になり、その為に何度か「書き終わる」ことが繰り返される(一度に最後まで書くことはできなかった)という場合も少なくありません。