この記事では、「加盟」と「加入」の違いを分かりやすく説明していきます。
「加盟」とは?
「加盟」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「加盟」は「かめい」と読みます。
「加盟」は「盟約に加入すること。
団体や組織に、一員として加わること」という意味があります。
ちなみに「盟約(めいやく)」とは、「固く誓って約束すること。
その約束」という意味があります。
「加盟」の「盟」は、「神に誓う」という意味があり、約束をすることを意味する言葉になります。
例えば、サッカーのJリーグのメンバーになる時、「Jリーグの加盟する」と表現することができます。
また、世界の国々が平和に暮らすための組織である、国連の組織の一員となる時、「国連に加盟する」と言います。
このように、何かしらの条件などを達成し、守ることなどを約束して入ることが許されるような場合「加盟」という言葉を使うことができます。
「加入」とは?
「加入」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「加入」は「かにゅう」と読みます。
「加入」は、「団体や組織などの仲間に加わること」という意味があります。
ある団体の仲間になったり、ある組織の一員になるようなとき、「加入」という言葉を使うことができます。
例えば、サッカーチームの一員に加わることを、「加入」と呼び、「海外から、私たちのチームに、新加入する選手を発表します」などという文章にできます。
また、保険に入ることを「加入」と呼びます。
「加入後まもなく、病気になったので、保険に加入していてよかった」などという文章を作ることができます。
他にも、「バンドに新しいボーカルが加入する」、「ある新人の加入により、雰囲気が悪くなる」などという文章にできます。
このように、団体や組織などに加わることを、「加入」と呼びます。
「加盟」と「加入」の違い
「加盟」と「加入」の違いを、分かりやすく解説します。
「加盟」は「盟約に加入すること。
団体や組織に、一員として加わること」という意味があります。
一方で「加入」は、「団体や組織などの仲間に加わること」という意味があります。
どちらも似た意味を持つ言葉ですが、「加入」を使うとき、何かの制度を対象とする場合が多くなります。
「保険」や「年金」などに入る時は、「加盟」ではなく、「加入」を使うことになります。
また「加盟」という場合は、国家や団体が、ある団体や組織に加わる場合がほとんどで、「国連」や「Jリーグ」などに、国やサッカー運営会社が加わるような場合が多くなります。
一方の「加入」は、選手個人がチームに入ったり、個人が保険に入るなど、個人が団体などに入る場合に使うことが多いという違いがあります。
まとめ
「加盟」と「加入」の違いについて見てきました。
2つの言葉には、いくつかの違いがありました。
2つの言葉の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるようになりそうです。