「不朽」と「不滅」の違いとは?分かりやすく解釈

「不朽」と「不滅」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「不朽」「不滅」の違いを分かりやすく説明していきます。

「不朽」とは?

「不朽」とは?

腐って形がぼろぼろになることがないこと、いつまでも価値を失わずに永久にと思われるほどの間、残ることです。

腐って形がぼろぼろになるのは物です。

つまり、この言葉は物のことを指しています。

価値を失わずに残るという意味では、手に取ることができる形ある物以外のことも指します。

たとえば、映画や小説などです。

石は木材に比べると形が崩れにくいです。

木材の場合は雨風によって腐ってきてしまいますが、石は腐ることがありません。

石を使った建物は、地震や意図的な破壊などがなければ、長い年月その形をとどめています。

こういった長く残るものを、この言葉は意味しています。

何十年も前に書かれた小説が今も読まれています。

多くの人に愛されており、そのものに価値があるからこそ、ずっと残り続けているのでしょう。

こういった作品のことも、この言葉は意味します。

「不朽」の使い方

映画、小説、絵画などで価値があるものに使われることが多いです。

具体的な物に対して使うことが多くあります。

「不滅」とは?

「不滅」とは?

廃れたり、絶えたりしないこと、永久に存在を消し去ることができないことです。

価値のあるもので、抽象的なものについていう場合が多くあります。

人と人との絆は抽象的なものです。

具体的に形にして表しなさいといわれても表すことができません。

本当に強い絆で結ばれている場合、どんなことがあっても絆はなくなることがないです。

死後までもその絆が続くかのように思われます。

スポーツでものすごい記録を出した人がいたとします。

他の選手と圧倒的な差があります。

あまりにも差が大きいので、この記録は誰も破ることができないだろうと思われます。

ずっとその記録が破られることがなく、その人が出した記録がもっとも優れたものだとして残るのです。

こういった消し去ることができない事柄を意味している言葉になります。

「不滅」の使い方

廃れたり、絶えたりしないという意味で使用をします。

抽象的なものに使うことが多いです。

「不朽」と「不滅」の違い

「不朽」と「不滅」の違い

なくならないという意味が似ていますが、ニュアンスが異なります。

「不朽」は腐ってもとの形が失われることがないという意味です。

また、具体的なものの価値が失われずに残ることです。

「不滅」は廃れないことを意味しています。

具体的な形あるものよりも、抽象的なことに使う場合が多いです。

「不朽」の例文

「不朽」の例文

・『不朽の古跡を訪れる』
・『長年愛される不朽の定番』
・『不朽のモデル』
・『不朽の名曲』

「不滅」の例文

「不滅」の例文

・『霊魂は不滅だ』
・『不滅だと信じる』
・『2人の絆は不滅』
・『不滅の存在』

まとめ

まとめ

なくならないという意味が似ている2つの言葉ですが、一方は具体的な物についていう場合が多く、もう一方は抽象的なものについていう場合が多く、ニュアンスが異なります。