この記事では、「コミュ障」【こみゅしょう】と「人見知り」【ひとみしり】の違いや使い方、例文を分かりやすく説明していきます。
「コミュ障」とは?
「コミュ障」【こみゅしょう】とは、インターネット上にある電子掲示板やSNSで人とのやり取りが苦手な人のことを指します。
この言葉は、コミュニケーションの「コミュ」と、「さしさわり」や「邪魔する」という意味がある「障」を掛け合わせた「コミュ障」は、人と話そうとすれば緊張で楽しく交流できないは、相手の話をうまく聞いてからその内容に合う話で返せず、ずれた返答してしまうという症状が見られます。
相手と話すというよりも、自分が一方的に話して盛り上がってばかりでうまく交流できないのがこの「コミュ障」であり、他人との意思疎通がはかれない残念な人をまとめてこのように呼ぶわけです。
「人見知り」とは?
「人見知り」【ひとみしり】とは、初めて会う人と話すことが苦手であり、楽しいというよりも、不安を感じてしまう人という意味があります。
相手の目を見ながら楽しく会話できないばかりか、緊張してしまい、その場から逃げ出したいと強く思うわけです。
このような人は人が大勢いるだけでつらいと感じ、恐怖すら感じてしまいます。
この「人見知り」には、相手の視線が自分に向けられるだけで怖いと思ってしまったり、会話すると緊張してしまうことで自分は駄目だと感じて喪失する、何度話しても距離が縮まらないので人と話すのが嫌になる、プライドがひどく傷つくので、人を遠ざけてしまうマウンティングするタイプなど4つの種類に分けられます。
「コミュ障」と「人見知り」の違い
「コミュ障」と「人見知り」の違いを、分かりやすく解説します。
主にインターネット上で人と話したり、交流して友達を作るのが苦手な人を「コミュ障」と言い、「人見知り」は人と会ったときにうまく話して距離を縮めたり、楽しく会話ができない者という違いがあります。
「コミュ障」はサイトを通して顔の見えない相手とうまく話せない、相手の求める返答ができないなどずれた話題を取り上げてしまいますが、「人見知り」は人に会うのが怖い、目を合わして話せないという行動に焦点を当てています。
「コミュ障」の例文
・『コミュ障は人との会話が無理だと感じてしまい、自分の方から書き込めない』
・『アナウンサーはコミュ障を改善するため交流の仕方を練習して克服した』
人との会話が正直しんどいと思わせる人はコミュニケーションをうまくとる努力を怠り、無関係な言動にも気づかないところが人から嫌われ、仲間に入れないため結局は掲示板でも書き込めず、ただ見てるだけ 終わってしまいます。
そんな「コミュ障」を克服するためにアナウンサーは練習して、人とうまく交流できるようにしました。
「人見知り」の例文
・『過去の失敗から人見知りになり、親密な人間関係が築けないでいる』
・『人見知りを克服するには、相手を意識しすぎないことが大事だ』
たいていの人は過去に対面したとき上手く話せなかった失敗がトラウマとなり、面と向かって楽しく会話ができないでいます。
そんな「人見知り」を克服したいときは相手と親密になるためなんでかんでも話さなくてはならないだの、楽しく話さないといけないと意識しすぎないようにして、気軽にたわいもない話を選びましょう。
まとめ
インターネット上で使う「コミュ障」と、現実の世界で使われている「人見知り」は、人とうまく交流ができないというところは同じです。
しかし、「コミュ障」は文章でのやり取りが主であるため、文章でうまくやり取りができないユーザーと言い、「人見知り」は直接会うことが苦手な人に当てはまる言葉と覚えておくといいでしょう。