「冬季」と「冬期」の違いとは?分かりやすく解釈

「冬季」と「冬期」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「冬季」「冬期」の違いを分かりやすく説明していきます。

「冬季」とは?

「冬季」とは?

「冬季」は、冬の季節という意味で、明確に何月の何日であるという必要性はありません。

もしもの話ですが、真夏である8月という季節に雪が降り凍えるように寒ければこれは冬が到来したとみなして、「冬季」となります。

さすがに、夏に雪が降るということはないと思われますが、一応「冬季」は季節が訪れているので夏に雪が降った場合考えられるのは、次に訪れるのは春であろうとします。

「冬期」とは?

「冬期」とは?

「冬期」は、カレンダーにて冬であろうという時期を指します。

たとえば、12月から3月の終わりまでを冬の時期だと言えば、これは、「冬期」です。

むろん「冬期」は時期を指すので12月中は別に寒かろうと寒くなかろうと関係なく、何月から何月であるかさえ合致していれば「冬期」なので日本の場合、2021年度の冬期は、12月から3月だと言われています。

「冬季」と「冬期」の違い

「冬季」と「冬期」の違い

「冬季」は、冬という季節が到来したという意味で、「冬期」と比較した場合、何月でもよいという違いがあり、「冬期」は別に寒くなくても実は時期が12月から3月になれば一応冬の時期だと定義していますので違いは、寒さが到来するか、寒くなったと思う月を示すかです。

「冬季」の例文

「冬季」の例文

・『冬季オリンピック』
この言葉は、冬の寒さが到来した時期にオリンピックをするということです。

なぜなら、冬にするスポーツは雪が必要なので、冬にしかできず、「冬季」は雪が降る寒い時期である必要性があります。

そのため、雪がない場合、人工的に雪を作るか、あえて開催を遅らせるという処置も考えるのです。

「冬期」の例文

「冬期」の例文

・『冬期社内研修に参加する』
この例は、12月あたりに開催されている、社内研修に参加するという例になります。

「冬期」は、時期を指すので12月あたりを指し、会社内で研修を行うのが冬あたりであるというのがこの例です。

むろん、研修は寒かろうと寒くなかろうと12月であれば12月と決められた時期に開催するので「冬季」のように寒くなってからというあいまいなものではなく、12月なら12月1月なら2月と決められています。

まとめ

まとめ

「冬季」については、冬の季節というだけで雪が降ったり寒くなれば当てはまるので8月に雪が降れば、「冬季」になるのです。

むろんそのようなことはないと思いますが、一応冬を感じれば、それは「冬季」になります。

反面に、12月から3月あたりの時期について「冬期」という方は別に外が寒くなくとも「冬期」でこの言葉はあくまで時期のことしか述べません。

よって、寒くない場合でも12月であれば暖冬であっても「冬期」になり、一応冬という時期にはなったと定めます。

時期と季節という言葉の使い分けが両者の違いで時期は、カレンダーでいう何月に当たるか、季節は、肌で感じたり目で見てわかる外の世界の様子のことだと考えるとわかりやすいでしょう。