「ヴィーガン」と「ベジタリアン」の違いとは?分かりやすく解釈

「ヴィーガン」と「ベジタリアン」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「ヴィーガン」「ベジタリアン」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ヴィーガン」とは?

「ヴィーガン」とは?

厳格な菜食主義者のことです。

菜食主義者といってもさまざまな人がおり、この言葉が指す人は肉や魚はもちろん、乳製品、卵、はちみつなど動物が作り出す食品も一切食べません。

こういったものを一切食べず何を食べているのかというと、野菜、果物、種子、海藻、穀物、豆類などです。

これらは植物性の食品で、この言葉が指す人たちが食べることができます。

動物性食品を一切食べないと、タンパク質の摂取量が不足する心配があります。

そのため、この人たちのような食事をする場合は、タンパク質をどのように摂るかよく考えなければなりません。

主なタンパク質源は、豆類と種子・ナッツです。

豆類の中でも大豆はタンパク質を豊富に含んでおり、畑の肉といわれています。

また、鉄や亜鉛も不足しやすい栄養素です。

植物性食品で鉄を多く含んでいるものは、ごま、ひじき、青のりなどです。

亜鉛を多く含むものは、ごまやカシューナッツなどです。

「ヴィーガン」の使い方

肉や魚はもちろん、卵、乳製品、はちみつなどの動物由来の食品を一切食べない人を指して使用する言葉です。

「ベジタリアン」とは?

「ベジタリアン」とは?

菜食主義者のことです。

肉と魚は食べませんが、卵や乳製品を食べる人とそうでない人がいます。

卵は食べるけれど乳製品を食べない人は「オボベジタリアン」、乳製品を食べるけれど卵を食べない人は「ラクトベジタリアン」、卵も乳製品も食べる人を「ラクトオボベジタリアン」といいます。

卵や乳製品を食べている場合、それらからタンパク質を摂取できます。

卵は鉄や亜鉛も豊富な食品で、植物性食品しか食べない人が不足しやすい栄養素を摂取することができます。

この食事をしていると外食に困ることがあります。

そばは植物性食品ですが、つゆにかつおを使用していることがあります。

パンには卵や乳製品が使用されているので、食べれないことがあります。

「ベジタリアン」の使い方

肉や魚などの動物性食品を食べない人を指して使用する言葉です。

「ヴィーガン」と「ベジタリアン」の違い

「ヴィーガン」と「ベジタリアン」の違い

肉と魚を食べないという点が共通していますが、厳密にいうとこの2つは違います。

前者は、動物が作り出す食品も一切食べません。

後者は、鳥が産みだすもの、牛やヤギなどから搾り取れるものを食べる人が含まれます。

「ヴィーガン」の例文

「ヴィーガン」の例文

・『友達はヴィーガン』
・『ヴィーガンになって5年』
・『ヴィーガン食でもおいしいものはたくさんある』
・『ヴィーガンでも食べられるもの』

「ベジタリアン」の例文

「ベジタリアン」の例文

・『ベジタリアンに対応した食事』
・『ベジタリアン向けの加工食品』
・『彼女はベジタリアン料理を上手に作る』
・『健康を意識してベジタリアンになる』

まとめ

まとめ

肉と魚を食べない人という点が共通していますが、動物が作り出す食品を食べるのか、食べないのかという点に違いがあります。