「カロリー」と「糖質」の違いとは?分かりやすく解釈

「カロリー」と「糖質」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「カロリー」「糖質」の違いを分かりやすく説明していきます。

「カロリー」とは?

「カロリー」とは?

「カロリー」は、人間が行動するうえで消費するエネルギーの総合量を「カロリー」と呼び、人間の食べる飲食物で熱エネルギー量として計算するために使用します。

なお、このエネルギーは、運動することで消費され、運動しない場合体に貯蓄されるため、太るという現象が起きるのは、人間の行動エネルギーである「高カロリー」な食品群を食べるが故です。

「糖質」とは?

「糖質」とは?

「糖質」は人間が生きている間に必要とする体を動かすエネルギーですが、「カロリー」は、エネルギーが生み出す熱量であるに対して、「糖質」とは、「カロリー」という熱エネルギーの中でも消化吸収によって得られるエネルギーになります。

「カロリー」と「糖質」の違い

「カロリー」と「糖質」の違い

「カロリー」「糖質」の違いは、「カロリー」というものが「糖質」や脂質という具合に人間が行動するエネルギーのすべてのことを指すに対して、「糖質」は人間が消費するエネルギーの一部でしかない点が違う点です。

よって、「カロリー」は、人間が行動する際に発するすべてのエネルギー源、「糖質」は一部のエネルギーだけを指します。

「カロリー」の例文

「カロリー」の例文

・『ピザは高カロリーな食べ物である』
この例は、ピザという食べ物は、人間が活動する際に消費するエネルギー元の中ではかなりエネルギー量が大きいという例です。

よって、過剰に取れば太る原因になります。

「糖質」の例文

「糖質」の例文

・『糖質制限を食事に課す』
この例は、糖質という栄養を取らないように食事を工夫するという例です。

なぜ、「糖質」を制限するかですが、これは太る原因が糖質にあり、これを制限しつつほかの栄養素で体を維持するというのが、「糖質制限」の食事の在り方になります。

ただし、「糖質制限」は、間違った知識も多く、とりあえず、「糖質」を避ければ痩せるという思い込みもあり、重要な栄養源である糖質を摂取しないという方法をとり、体を壊す例もあるのです。

まとめ

まとめ

「カロリー」というものは、人間が活動する際に消費するエネルギー源をわかりやすく表示したもので要は栄養の単位です。

そのうえで、体を動かすことを行わない場合、過剰に栄養を摂取したとなるが故、太るという原因が起こるのです。

しかし、「糖質」という栄養を取らなければ太らないという間違った知識が広がると今度は、「糖質」を無理やり制限するというダイエットが流行し、人体に必要なエネルギーが供給されず、栄養切れという形で失神してしまうなど間違ったダイエットとしても定着したのが「糖質」になります。

「糖質」は人間に必要な栄養素の3つのうちの一つで、あとはタンパク質と脂質という栄養が人間の肉体の攻勢に必要なのですが、このバランスをあえて崩したが故、ダイエットにおいては、危険な状態になってしまい、「糖質ダイエット」は危険であるという結論が出たわけです。