「理一」と「理三」の違いとは?分かりやすく解釈

「理一」と「理三」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「理一」「理三」の違いを分かりやすく説明していきます。

「理一」とは?

「理一」とは?

「理一」は、東大の入試試験において物理に化学に工学などが主な試験科目になり、それらを突破したものが東大に入学を許すという試験科目の一つです。

なお、東大は、「理一」から「理三」まであり、それぞれ番号が大きくなればなるほど定員数が少なくなり、その分合格者が減少しますので、「理一」においては、実はそれほど難易度は高くはないです。

「理三」とは?

「理三」とは?

「理三」は、東大の試験において生物学にプラスする形で医学が加わっていて医学部を目指す方の試験です。

なお、定員数が「理一」よりも少ないのが特徴で、難易度がものすごく高いという特徴があります。

「理一」と「理三」の違い

「理一」と「理三」の違い

両者の違いは、東大の入試においてどの分野で入学を果たすかという違いがあります。

「理一」は一般分野で入試をしますが、「理三」は、生物を学ぶ上で医師や医療という分野を学びますのでこちらは医学という目的で入学をします。

「理一」の例文

「理一」の例文

・『理一は、難易度においては中学と高校レベルをきちんと修学しているかどうかが問われる』
この例は、東大の「理一」試験を突破するには、中学と高校レベルの問題を理解しているかどうかであるという例です。

ただし、きちんと完全に理解している点が重要でただ単に中学と高校で理科の成績が良かっただけでは不十分なのがこの課目になります。

「理三」の例文

「理三」の例文

・『理三は単純に成績が良いだけでは合格できない』
この例は、東大の「理三」という試験自体が医療関係者を目指すことのほかそれ以上の存在を目指すため単純に中学と高校の成績が良くおそらく「理三」に挑んでも大丈夫であろうと言われた人物であっても合格できないという例です。

なぜなら、「理三」は、その人物が持つ勉学の能力にプラスする形で才能と運というものも必要で合格者が極端に少ないが故合格を果たしても以降において卒業できるかすらわからないが故です。

まとめ

まとめ

「理一」「理三」については、大学側が必要としている生徒数が異なり、これについては、「理三」側は優秀な人材を特に欲していますので定員数がものすごく少ない学科になります。

というのも、東大側には、自社のブランドがあるが故、ブランドの品質というものがあるが故、「理一」「理三」については専門性を持たせてより優秀なものを「理三」側に組み伏せるということを行うが故、どうしても合格者と難易度というものは高くなるのです。

逆を返せば、優秀な人材は、少数でもよいというのが、大学から来てほしいと言われている人材たちで少数の人材でもよいが故、「理三」は少数の優秀な人材を欲し、「理一」については通常の企業などが多くの人材を欲するが故定員数が「理一」のほうが多いわけです。

よって両者は、大学側がブランドを定着させた際、難易度を分けることで企業側の望む人材を提供することに役立てているということになります。