「祝勝会」と「祝賀会」の違いとは?分かりやすく解釈

「祝勝会」と「祝賀会」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「祝勝会」「祝賀会」の違いを分かりやすく説明していきます。

「祝勝会」とは?

「祝勝会」とは?

相手に勝ったことを祝う集まりのことです。

めでたいことがあると、人が集まってお祝いをすることがあります。

この言葉の場合、お祝いをする理由が勝利です。

相手に勝ったことはめでたいことといえるでしょう。

一人でお祝いをするのではなく、人が集まって行う場合をいいます。

何人なのかは意味に含まれていません。

ゴルフツアーで優勝した選手がいたとします。

優勝した選手はもちろん、応援していた人、サポートしていた人、スポンサーになっていた企業などはうれしいことでしょう。

うれしいことがあったとき、めでたいことだとしてそれを喜びます。

喜びを表したり、分かち合ったりするために会を開くこともあります。

この会を意味する言葉です。

そこでは、飲み物を飲んだり、食べものを食べたり、会話をしたりなどすることでしょう。

しかし、会で何を行うのかまでは意味に含まれていません。

「祝勝会」の使い方

相手に勝ったことを祝う集まりを指して使用する言葉です。

この会を開くのは相手に勝ったからで、それ以外の会については使用しません。

「祝賀会」とは?

「祝賀会」とは?

喜びに値することだとして開く会のことです。

喜ばしいことに対しての集まりを指しており、悲しいことの集まりではありません。

たとえば、法事やふられたことを慰める会などはこれにあたりません。

喜びに値することはさまざまあり、どのような喜びなのかはこの言葉の意味には含まれていません。

たとえば、王が即位して何年経った、新年を迎えた、天皇が誕生日を迎えた、裁判に勝った、大会で優勝をしたなどは、喜びに値することといえるでしょう。

そういったことを祝うために集まることをこの言葉は意味しています。

何人集まるのかということまでは、意味に含まれていません。

「祝賀会」の使い方

喜ばしいこととして祝う会を指して使用する言葉です。

さまざまな喜ばしいことに使用されています。

一人で行うものには一般的には使用しません。

「祝勝会」と「祝賀会」の違い

「祝勝会」と「祝賀会」の違い

「祝賀会」はめでたいこと、喜ばしいことを祝う集まりのことです。

相手に勝った、即位して何年経った、試験に合格したなど、さまざまな事柄を祝うために行われます。

「祝勝会」はめでたいことの中でも、勝利について祝う集まりのことです。

「祝勝会」の例文

「祝勝会」の例文

・『祝勝会の案内をもらった』
・『祝勝会を開く』
・『ボクシングの試合に勝った祝勝会』
・『大勢を集めてホテルで祝勝会をする』

「祝賀会」の例文

「祝賀会」の例文

・『祝賀会に招待をする』
・『祝賀会が開かれた』
・『祝賀会には多くの人が参加をした』
・『盛大な祝賀会となった』

まとめ

まとめ

どちらもめでたいことを祝う集まりを意味しています。

「祝賀会」はさまざまなめでたいことについていいますが、「祝勝会」は勝ったことについてだけいいます。

何を祝うのかという点に違いがある言葉です。