「退会」と「脱会」の違いとは?分かりやすく解釈

「退会」と「脱会」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「退会」「脱会」の違いを分かりやすく説明していきます。

「退会」とは?

「退会」とは?

会からいなくなって、会員でなくなることです。

ある会に入っている人のことを会員といいます。

ある通販サイトを利用していたとします。

この通販サイトを利用するためには、通販サイト利用者として登録をする必要があります。

これによって会員になったとみなされます。

住所、氏名、連絡先などを登録することで会員になります。

あるとき、この通販サイトをもう利用しなくなったので、そこから抜け出たいと思いました。

会員ではなくなりたいのです。

一定の手続きをすることで、会員ではなくなることができます。

これで、通販サイトのメンバーではなくなりました。

このような、会員ではなくなることを意味する言葉です。

この言葉は通販サイト以外の会についてもいうことができます。

たとえば、LINE、結婚相談所、奨励会など、さまざまなものがあります。

「退会」の使い方

会に加わっていたものが、そこから抜けることに使用をします。

会員ではなくなるという意味で使います。

「脱会」とは?

「脱会」とは?

所属していた会から抜けることです。

属してたところから離れるといった意味になります。

たとえば、ある宗教団体に入っていたとします。

この団体のメンバーとして活動をしていましたが、もうこの団体とはかかわりたくないとあるとき思いました。

そこで、この団体から抜け出ることにしました。

会から離れてかかわりを持たないようにするのです。

こういった、会から離れることを意味する言葉です。

この言葉が意味する会は宗教団体だけではありません。

EUのような地域のまとまり、スポーツクラブなどにも当てはまることです。

属していたものから遠ざかることを意味しているので、「脱会」をした後には以前に属していたものとのかかわりは持たなくなります。

会から抜け出たら、その後は会の活動を一緒に行うことはありません。

「脱会」の使い方

加わっていた会から抜けるという意味で使用をします。

さまざまな会についていうことができます。

「退会」と「脱会」の違い

「退会」と「脱会」の違い

「脱会」は加わっていた会から抜けることです。

抜けるという点に重きをおいています。

「退会」は加わっていた会から抜けるという意味だけでなく、会員ではなくなるという意味も含まれています。

会員ではなくなるという点に重きをおいています。

「退会」の例文

「退会」の例文

・『退会手続きをする』
・『研究会から退会をした』
・『退会後には一切連絡がこなくなった』
・『すぐに退会することができた』

「脱会」の例文

「脱会」の例文

・『脱会することを決める』
・『支援団体から脱会する』
・『脱会する旨を伝える』
・『多くの人が脱会をした』

まとめ

まとめ

加わっている会から抜けるという意味が共通していますが、一方は会員ではなくなるという点に重きをおいており、もう一方は抜けるという点に重きをおいている点が異なります。