「ツーツー」と「筒抜け」の違いとは?分かりやすく解釈

「ツーツー」と「筒抜け」の違い言葉・カタカナ語・言語

みなさんは「ツーツー」「筒抜け」という言葉がどのような意味を持っているかご存知でしょうか?
そこでこの記事では、「ツーツー」「筒抜け」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ツーツー」とは?

「ツーツー」とは?

「ツーツー」とは「物事が妨げられることなくスムーズにはかどること」「邪魔されることなく進むさま」「両者の間に何の妨げもないさま」「気脈を通じているさま」「意志や気心などが互いによく通じ合っていること」「ツーカー」というような意味を持つ表現です。

「筒抜け」とは?

「筒抜け」とは?

「筒抜け」「つつぬけ」という読み方になります。

この「筒抜け」とは「物音や話し声がそのまま他人に聞こえてしまうこと」「秘密の内容などがそっくりそのまま他に漏れてしまうこと」、あるいは「人の話などが頭の中に残らずに通りぬけてしまうこと」といったような意味を持つ言葉です。

「ツーツー」と「筒抜け」の違い

「ツーツー」と「筒抜け」の違い

ここで「ツーツー」「筒抜け」の違いを見て行くことにいたしましょう。

どのような相違点が見られるのでしょうか?「ツーツー」「物事が邪魔されることや妨げがないままにはかどること」「障害なう進むさま」「両者の間に何の妨げもないさま」「気脈を通じているさま」というようなことを指しています。

また「意志や気心などが互いによく通じ合っていること」という意味でも使われる言葉です。

一方の「筒抜け」「物音や話し声がそのまま他人に聞こえること」「秘密の内容などがそっくり他に漏れてしまうこと」「人の話などが頭の中にとどまらないで通りぬけてしまうこと」という意味があり、このことから「ツーツー」「意思疎通が図れている」という良い意味になるのですが、「筒抜け」「秘密が全部漏れている」という悪い意味になるのです。

「ツーツー」の例文

「ツーツー」の例文

では、ここで「ツーツー」の例文を見て行くことにいたしましょう。

具体的には以下のような例文が考えられます。

・『彼とはツーツーの仲のために、会話を交わさなくても何を考えているか容易に想像することができる』
・『儲けは度外視してA社とはツーツーでこの製品を販売することにしている』
「ツーツー」「意思疎通が図れている」という意味がありますが、2つ目の例文のように「邪魔されることなく進むさま」というニュアンスの使い方もできます。

「筒抜け」の例文

「筒抜け」の例文

続いて「筒抜け」の例文を見て行きましょう。

・『どうして我が社の製品の見積金額がライバル会社が知っているのかと思っていたが、代理店から筒抜けだったのだ』
・『昨日、課長と部長が密談していたけど、筒抜けだったから、みんな話の内容を知っている』

まとめ

まとめ

ここまで「ツーツー」「筒抜け」の意味と違いを説明してきました。

これらの言葉は身近なシチュエーションでもよく目にしたり耳にすることがあります。

そのために各々の言葉の意味の違いをよく理解して適切に使えるように今回の例文を見ながら、理解を深めていきましょう。