「つっけんどん」と「ぶっきらぼう」の違いとは?分かりやすく解釈

「つっけんどん」と「ぶっきらぼう」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「つっけんどん」「ぶっきらぼう」の違いを分かりやすく説明していきます。

「つっけんどん」とは?

「つっけんどん」とは?

「つっけんどん」には、怒りの態度が見て取れ、強気な態度や親切心が一切ない態度のことを意味します。

よって、「つっけんどん」は、冷酷というひどい仕打ちを対象となるものに対して平気で行うという意味もあり、怒りのあまり、人に対してひどい仕打ちをするという意味もあります。

「ぶっきらぼう」とは?

「ぶっきらぼう」とは?

「ぶっきらぼう」は、態度において、乱雑や乱暴であるというだけで言ってしまえば、適当にあしらうという暴挙も乱暴であるため、適当にあしらうことも意味します。

よって、「つっけんどん」と比較した場合、怒りの態度というものは見せておらず、どちらかというと性格が乱暴や乱雑な人物のことを指し、適当にあしらおうとする人物も「ぶっきらぼう」です。

「つっけんどん」と「ぶっきらぼう」の違い

「つっけんどん」と「ぶっきらぼう」の違い

両者の違いは、怒りのようなものを滲み出させているかどうかです。

「つっけんどん」には、ツンデレのように怒っている様子が一番に目立つという意味があり、「ぶっきらぼう」は、どちらかというと性格が乱暴で起こっているように見えるだけで実際は怒り心頭ではないです。

よって両者の違いは怒りに満ちているか否かになります。

「つっけんどん」の例文

「つっけんどん」の例文

・『彼女の態度はあまりにもつっけんどんである』
この例は、彼女の態度はあまりにも怒りに満ちているというもので、怒っているのですが、ここから優しさを彼女が見せた場合、ツンデレへと進化します。

しかし、そうなっていない場合、怒っているだけです。

「ぶっきらぼう」の例文

「ぶっきらぼう」の例文

・『ぶっきらぼうに洗濯物をたたむ』
この例は、乱雑に洗濯物をたたむというものです。

「ぶっきらぼう」は、雑に扱うことを意味し、このケースでは、洗濯物というものを乱雑に扱うという意味になります。

なお、このケースの場合、怒っているが故、洗濯物のたたみ方が乱雑だというのではなく、時間がないが故、乱雑にたたむしかなかったと解釈します。

まとめ

まとめ

「つっけんどん」は、怒っているという部分が重要で怒っているが故に、強気な態度に出たり、親切な心を忘れている状態を意味します。

逆に、「ぶっきらぼう」は、怒っているというよりは、性格そのものが乱暴なものの言い方をしているというだけで実際は、怒り狂っておらず、ただ単に育ちが悪いが故、乱暴なものの言い方をしているだけです。

よって、「ぶっきらぼう」については雑だという印象が強く、「つっけんどん」は、何か怒りがにじみ出ているが故、何を言っても駄目だろうというのが「つっけんどん」「ぶっきらぼう」は、一応何かを頼んでも頼んだことについてはおそらくですが、面倒であると相手側は感じながらも頼んだことをやってくれるはずです。

「つっけんどん」は、残念ながら、怒りに満ちているが故、拒否されるが故に、「つっけんどんな態度」というのは、否定的な態度で怒りに満ちているとなります。