「ブロック」と「レンガ」の違いとは?分かりやすく解釈

「ブロック」と「レンガ」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「ブロック」「レンガ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ブロック」とは?

「ブロック」とは?

政治や経済の共通利害をもつ団体や国家間の団結、トーナメントや団体旅行のAブロック、Bブロックなどの一定のまとまり、かたまり、SNSなどの機能でも使われる意味の妨害する、阻むなどの意味、積み木や積み重ねて造形して遊ぶ玩具など幅広い意味がある言葉で、レンガと比較する建材ではコンクリートブロックという言い方もします。

多くは型枠に流して作られ、空洞があるものが一般的ですが立方体に近い空洞ではないものも存在しています。

コンクリートでできていることから灰色系の石の色であることが一般的です。

空洞コンクリートブロックはJIS規格が制定されています。

並べて積み重ねて、空洞部分にコンクリートを充填するなどの施行を行います。

「レンガ」とは?

「レンガ」とは?

粘土に砂・石灰などを混ぜ、型に入れて窯で焼いたもので、漢字では煉瓦と書きます。

英語ではBrickと表記されます。

赤レンガがメジャーな存在と言え、酸化鉄を含む粘土で作られています。

デザインを見せる建物でも使われているケースがありますが、コンビニエンスストアなどではレンガ状の模様であってレンガそのもので作られているわけではないケースもあります。

東京駅がレンガ造りの建物としては非常に有名な存在と言えるでしょう。

レンガは並べセメントで固めて上に積んでいき塀などを作ります。

道路などに敷いているケースや、焼いて作られているだけに火に強く炉の外壁、古い精錬所などもレンガ造りであるケースもあります。

現在ではホームセンターで入手可能です。

「ブロック」と「レンガ」の違い

「ブロック」と「レンガ」の違い

「ブロック」「レンガ」の違いを、分かりやすく解説します。

ブロックはレンガと比べ言葉として非常に広い意味があるもので、建材としてはコンクリートブロックなどど言うこともあります。

レンガとの違いは空洞になっているものがあること、製造の際コンクリートブロックは型枠に流して作るのに対し、レンガは焼いて作られるという点が大きな違いと言えます。

レンガはデザイン性で採用されているケースがいくつかあり、実際のレンガで建物を作るのは非常に大変であるため、コンビニエンスストアなどレンガをモチーフにした壁面の模様も存在しています。

また、地面にレンガを敷くというケースもありますがコンクリートブロックに関してはデザイン性に関しての採用例は少なく、セメントを塗る、金属の柵をつけることなどでデザインを整えます。

まとめ

まとめ

「ブロック」「レンガ」は用途は近いものの、レンガのほうが近年ではデザイン的な価値が高くなっており、ブロックは扱いやすさがメリットと言えます。

製法が全く異なっていることも特徴といえ、コンクリートブロックで建物そのものを作るケースは少なくなっています。

レンガ造りの方が建物として残ってはいますが、現在の工法としてはレンガ造りは希少です。