「社会現象」と「社会問題」の違いとは?分かりやすく解釈

「社会現象」と「社会問題」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「社会現象」「社会問題」の違いを分かりやすく説明していきます。

「社会現象」とは?

「社会現象」とは?

「社会現象」は、一般の社会でよく見られる(見られた)光景や流行りという意味で使われる言葉です。

具体的には、かつての携帯ゲーム「たまごっち」の流行や、毎年の新年のカウントダウンやサッカーなどのスポーツで大きな大会があった際に渋谷のスクランブル交差点に大勢の人が集まる光景などが例として挙げられます。

近年だと、老若男女を問わず、多くの人が夢中になっているスマホゲームの流行りがこれだと言うことができそうです。

「社会問題」とは?

「社会問題」とは?

「社会問題」とは、社会に広がっている解決すべき問題を指します。

近年これと言われているのが、ネットゲームに夢中になっている若者で、それが「引きこもり」といった、こちらも「社会問題」と言える問題にも繋がっていると考えられています。

近年よく聞かれる職場などでのパワハラや、保育園の不足などもこのように表現でき、すぐに何かしらの対策が必要なものも少なくありません。

「社会現象」と「社会問題」の違い

「社会現象」と「社会問題」の違い

「社会現象」「社会問題」の違いを、分かりやすく解説します。

「社会現象」は、その時代を反映する現象だと考えることができます。

今では誰も見向きもしないようなことでも、当時に大流行したものなどがそれに当たり、中にはあまり褒められたものではないものも含まれます。

その中でも対策が必要だと思われるものは、「社会問題」と表現した方が適当な表現になります。

例えば、「歩きスマホ」がそのいい例で、街中でよく見掛けるそのような光景は「社会現象」と表現できなくもありませんが、「社会問題」と表現する方が合っています。

尚、何をもってこのような言葉が使われるのかという基準は特にない為、中にはそのように言われていても、そこまでいかないだろうというものもあるでしょう。

まとめ

まとめ

「社会現象」「社会問題」は、このような言葉です。

共通する部分もありますが、「社会問題」には解決が必要だという点が大きな違いになります。