この記事では、「自己責任」と「自業自得」の違いを分かりやすく説明していきます。
「自己責任」とは?
「自己責任」の意味と使い方について紹介します。
意味
「自己責任」の意味は、「自分の行動の責任は自分にあると心得ること」「自分で起こした失敗の責任を負うこと」です。
自分の意思で行動をして、その責任を自ら負うことを言います。
使い方
「自己責任」は、自分で正しいと思う行動をしたにもかかわらず、ミスをしたり結果が不成功に終わった時に、「自分のせいである」と思いその責めや処罰を受ける時に使います。
その行動や選択が間違っているとは限らず、周囲も期待していたのにうまくいかない時も含まれます。
自分では手ごたえがあったとしても、運やタイミングの悪さなども伴ってものごとがうまくいかないこともありますが、その様な時に人のせいにせずに自分で責任を取ることを表しています。
「自業自得」とは?
「自業自得」の意味と使い方について紹介します。
意味
「自業自得」の意味は、「仏教用語で、自分のしたことの報いを自分が受けること」という意味です。
基本的に、悪いことをした時に、悪い結果となって自分に降りかかってくることを言います。
使い方
「自業自得」は、初めから間違った選択をしていて、周囲から注意されたにもかかわらず、ぞれを無視して行動した結果、不運や災難を被った時に使います。
自分がやるべきことをやらなかったり、人の言うことに耳を貸さなかった結果起きる悪い状況を表すのです。
「自己責任」と「自業自得」の違い!
「自己責任」は「行動の良し悪しにかかわらず、結果が悪かった場合に自分が責めを負うこと」です。
「自業自得」は「自分の悪い行動によりむくいを受けること」です。
まとめ
「自己責任」と「自業自得」は、そもそも行動を起こす時点から違いがあります。
人から「自業自得」と言われない様にしましょう。
