この記事では、「メジャー」と「スケール」の違いを分かりやすく説明していきます。
「メジャー」とは?
「メジャー」は英語の「メジャー」が日本語化した言葉で、意味は以下の通りです。
1つ目は「規模の大きなこと」という意味で、組織の構造や仕組みが大きいことです。
2つ目は「主要な位置を占めること」という意味で、ある業界や集団で上位に入る状態のことです。
3つ目は「広く知られている様子」という意味で、世間一般で有名なことです。
3つ目は「音楽で長調のこと」という意味で、明るく聞こえる音階のことです。
4つ目は「大学の専攻科目」という意味で、大学で専攻しているコースのことです。
5つ目は「アメリカの野球リーグの一つ」という意味で、メジャーリーグ、マイナーリーグがあります。
上記に共通するのは「主な地位を占める」という意味です。
「メジャー」の使い方
「メジャー」は名詞・形容動詞として「メジャーだ・である」「メジャーリーグ」「メジャー産業」などと使われたり、形容詞として「メジャーな趣味」などと使われます。
基本的に、組織の規模が大きなことや、一般的に広く知られている様子に使われる言葉です。
「スケール」とは?
「スケール」は英語の「scale」が日本語化した言葉で、意味は以下の通りです。
1つ目は「寸法や尺度など目盛りのついている測定器具」という意味で、ものさしやはかり、三角定規などのことです。
2つ目は「規模や大きさの度合い」という意味で、物の構造や仕組みの大きさのことです。
3つ目は「音階」という意味で、ドレミファソラシドの並びのことです。
4つ目は「天秤の皿部分」という意味で、天秤で物を置く平たい部分のことです。
上記に共通するのは「段階があるもの」という意味です。
「スケール」の使い方
「スケール」は名詞として「スケールが大きい・小さい」「スケールで測る」「スケールレッスン」などとつかわれます。
基本的に、目盛りが付いている測定器具のことや、ひとつずつ段階に並んでいるものに使われる言葉です。
「メジャー」と「スケール」の違い
「メジャー」は「組織の規模が大きなこと」「一般的に広く知られている様子」という意味です。
「スケール」は「目盛りが付いている測定器具のこと」「ひとつずつ段階に並んでいるもの」という意味です。
「メジャー」の例文
・『この会社は業界でもメジャーな存在だ』
・『これは今アメリカで非常にメジャーな曲だ』
・『メジャーコードのバラードを作る』
・『大きくなったらメジャーリーガーになる』
「スケール」の例文
・『世界進出を目指すとはスケールの大きな話だ』
・『ギターは毎日のスケールレッスンが大切だ』
・『数学の試験でスケールが必要になる』
・『調理の前にキッチンスケールで重さを測る』
まとめ
今回は「メジャー」と「スケール」について紹介しました。
「メジャー」は「規模が大きい」「有名」、「スケール」は「目盛りのあるもの」「段階」と覚えておきましょう。