この記事では、「ロシア産いくら」と「北海道産いくら」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ロシア産いくら」とは?
ロシアを産地とするいくらのことです。
いくらは、サケやマスなどの卵のことです。
ロシアで水揚げされたマスなどから卵をとっています。
これを醤油などでやや甘めに味つけしたものが、日本で出回っています。
醤油で味つけされているものは、いくらと醤油だけで作られているのではなく、砂糖、調味料(アミノ酸等)、水あめなども使用されています。
昆布やかつおのダシを使用して、うまみを加えた製品もあります。
製品によってどのような原料を使用しているかは異なります。
ロシアから日本まで運ぶと鮮度が落ちてしまいます。
冷凍して運ぶことで、鮮度をなるべく保つように努力されています。
このまま食べてもよいし、料理に使うこともできます。
これを使った料理には、おにぎり、丼もの、パスタ、寿司などがあります。
加熱せずに食べることが一般的です。
「ロシア産いくら」の使い方
ロシアで水揚げされサケやマスからとった卵を指して使用する言葉です。
味つけされているものが多くで回っています。
「北海道産いくら」とは?
北海道で水揚げされたサケやマスの卵のことです。
卵は大粒の傾向があります。
スーパーなどに出回っているものは、醤油や塩で味付けされていることが一般的です。
醤油漬けの場合、いくらと醤油だけを使用しているのではなく、砂糖、水あめ、調味料(アミノ酸等)なども使用されています。
とろけるような食感が特徴です。
品質のよいものであれば、卵を包む膜がしっかりとしています。
この言葉が指すものに似たものを人工的に作り出すことができますが、それとこの言葉が指すものは異なります。
この言葉が指すものは天然のものです。
生で食べることが一般的で、そのまま食べたり、丼もの、パスタ、寿司などにして食べたりもします。
国産のものは価格が高い傾向にあり、500g入りで7000円ほどはします。
「北海道産いくら」の使い方
北海道で水揚げされるサケやマスの卵を指して使用する言葉です。
味つけされているものもこの名で呼ばれます。
「ロシア産いくら」と「北海道産いくら」の違い
どちらも魚の卵で、得られる魚の種類は同じです。
違いは産地です。
前者はロシアで水揚げされたもの、後者は北海道で水揚げされたものを指しています。
魚の状態にもよるので一般化することはできませんが、後者の方が粒がしっかりしている傾向があるようです。
「ロシア産いくら」の例文
・『ロシア産のいくらを安く買えた』
・『ロシア産のいくらをたっぷり食べる』
・『ロシア産のいくらを通販で購入する』
・『ロシア産のいくらでもおいしい』
「北海道産いくら」の例文
・『親戚が北海道産いくらを送ってくれた』
・『北海道に行ったら北海道産いくらを食べたい』
・『北海道産いくらを贅沢にした海鮮丼』
・『北海道産いくらを大切に食べる』
まとめ
魚の卵である点は同じで、産地に違いがあります。