この記事では、「クイズ」と「なぞなぞ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「クイズ」とは?
質問をして回答をもとめるということで、知識をテストするという意味もあり、学校のテストとクイズに関しては厳密な定義の差はないと言えます。
クイズはテレビ番組としても多数使われており、早押し式、筆記式、三択式などの回答形式が見られます。
出題者と回答者がひとりずついれば成立しますが、回答者の人数は多くなるケースがテレビや学校での出題などにおいて基本と言えるでしょう。
実際に起った現象や場所について当てるもの、間違い探しのような出題のために作られたもの、リアルタイムでスポーツなどの結果を当てるものなどもクイズと言えます。
答えがダジャレ、言葉遊びになるもの、出題された言葉とイラストなどの法則性を解読するものなどクイズの定義は非常に広い物となっていて、クイズ番組がある限りはさらに広くなっていくでしょう。
「なぞなぞ」とは?
出題者が質問を出して回答者が答えるというものではありますが、言葉遊び、ダジャレなどが回答になるケースが多くなっているものがなぞなぞで、「日本一高い山は?」という問題はなぞなぞとは言えないでしょう。
「イスはイスでも、きれいな鳴き声を出すイスは?」答え「ウグイス」などがなぞなぞの例と言えます。
言葉をよく知っている、思いつきの速さなどが鍛えられますが実際の知識として使うことができないという点がなぞなぞの明確な特徴と言え、〇〇は〇〇でもなどという出だしを使うことが多くなっています。
クイズよりは低学年でも楽しめるものですが、解答が低学年の子が知らない単語ではなぞなぞは成立し得ないとも言えます。
古典的ななぞなぞというジャンルが残り続けているもので、新しいものほど良いというわけではありません。
「クイズ」と「なぞなぞ」の違い
「クイズ」と「なぞなぞ」の違いを、分かりやすく解説します。
「クイズ」と「なぞなぞ」は質問をして回答するという遊びという点は共通していますが、クイズは実在することに基づいていたり、クイズ用に作られた法則などを出題する物となっており、なぞなぞは実在することには基づかず、言葉遊びやダジャレなどが中心になっている点が違いです。
ただし、クイズはなぞなぞを含むケースもあります。
「日本一広い湖は?」はクイズとしての問題の一例、「本は本でも買えない本は?」答え見本というものがなぞなぞの例となっています。
なぞなぞは言葉としてあまり難しすぎず、日本語でわかりやすいものが多く使われています。
クイズは問題の種類が増え続けていると言えるでしょう。
まとめ
なぞなぞは言葉遊びとしての趣が強い問答で、クイズは実際の事実を答えるもの、法則性から割り出される答えを答えるものなど様々です。
なぞなぞは数字が答えになることは殆どありませんが、クイズでは年や、暗号的に数字を答えるというケースは見られます。