みなさんは「ぐらい」と「ごろ」という言葉の表現がどのような意味を持っているかご存知でしょうか?
そこでこの記事では、「ぐらい」と「ごろ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ぐらい」とは?
「ぐらい」は、漢字で表記すると「位」という意味になります。
この「ぐらい」とは「大まかなざっくりとした量の規模や程度のレベル」を表している表現となります。
言い換えると「おおよ基準やレベルとなる事柄を表している表現」と言ってもいいでしょう。
「ごろ」とは?
「ごろ」は、漢字表記で「頃」という書き方になります。
この「ごろ」とは「ある時点での時分」や「程あい」という意味はある言葉です。
「ある時点で特定のタイミングや時期の前後まで包含された大まかこと」を意味している言葉になります。
「時代」「時分」「ころあい」という意味でも解釈されています。
「ぐらい」と「ごろ」の違い
では、ここで「ぐらい」と「ごろ」の違いを見ていくことにいたしましょう。
これらの言葉にはどのような相違点があるでしょうか?「ぐらい」は「大まかなざっくりとした量の規模や程度のレベル」を表現です。
一方の「ごろ」とは「ある時点での時分」や「ある時点で特定のタイミングや時期の前後まで包含された大まかこと」という解釈になってくるのです。
2つの言葉を整理すると、「ぐらい」は「おおよその程度や量を業減する語」であり、「ごろ」は「時分を表す語」として理解することができるのです。
「ぐらい」の例文
ここで「ぐらい」の例文を見て行くことにいたしましょう。
具体的な使い方としては、どにょうな文章がみられるでしょうか?
・『僕の中ではウサギぐらいに可愛いペットはいないと思っている』
・『暗闇からいきなり姿を現してきたために声も出ないぐらいにビックリして腰を抜かしてしまったのだった』
「ぐらい」には「大まかなざっくりとした程度のレベル」という意味があるので、この例文でも使用されていることが理解できます。
「ごろ」の例文
では、続いて「ごろ」を使った例文を見て行くことにいたしましょう。
・『来年の今ごろには、このビルも一新されて近未来的な雰囲気を持った情報発信基地になっているだろう』
・『昨年の夏ごろから、今の病気になってしまったのだが、1年経過しても全く治癒することができずに困っている』
「ごろ」がおおよその時期やタイミングを表す語ですが、例文でもそのような使われ方がされていることが理解できるでしょう。
まとめ
ここまで「ぐらい」と「ごろ」がどのような意味を持っているのか、両者の違いも交えて説明してきました。
「ぐらい」「ごろ」は私たちの日常生活の中でもよく使われている言葉です。
そのためにどのようなシチュエーションで使われているかもしっかり理解することで、適切な使い分け・使用法をマスターしておきましょう。
身近な言葉だからこそ、しっかり正しく認識しておくことが大切なのです。