この記事では、「赤味噌」と「赤だし」の違いを分かりやすく説明していきます。
「赤味噌」とは?
「赤味噌(あかみそ)」は、色が赤褐色の味噌全般を表しています。
「メイラード反応」によって、大豆や麹に含まれるアミノ酸が糖と十分に反応し、色が赤褐色になった味噌のことを「赤味噌 」と呼んでいます。
「メイラード反応」とは、加熱などによって、糖とアミノ化合物の間で、褐色物質の「メラノイジン」ができる反応のことを意味しています。
また、「赤味噌」には、「米味噌」、「麦味噌」、「豆味噌」などがあります。
「赤味噌」は熟成期間が長いので、コクがあり、塩分濃度が高いのが特徴です。
そして、「赤味噌」は英語で“red miso”、“dark‐brown miso”などと表記しています。
「赤だし」とは?
「赤だし」とは、豆味噌を使った調合味噌や、それを使った味噌汁のことを意味しています。
または、豆味噌に米味噌と出汁(だし)を合わせた調合味噌のことを指しています。
そして、「赤だし」は英語で“red miso soup”などと表記することができます。
「赤味噌」と「赤だし」の違い
「赤味噌」と「赤だし」の違いを、分かりやすく解説します。
「赤味噌」は色が赤褐色の味噌全般を指し、「米味噌」、「麦味噌」、「豆味噌」などがあります。
一方、「赤だし」は豆味噌を使った調合味噌や、その味噌汁、または、豆味噌に米味噌と出汁(だし)を合わせた調合味噌のことを表しています。
「赤味噌」と「赤だし」には、これらのような違いが見られます。
まとめ
今回は「赤味噌」と「赤だし」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「赤味噌」は色が赤褐色の味噌全般を表しています。
そして、「赤だし」は豆味噌を使った調合味噌や、その味噌汁、あるいは豆味噌に米味噌と出汁(だし)を合わせた調合味噌のことを意味しています。
「赤味噌」と「赤だし」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。