「テコンドー」と「ムエタイ」の違いとは?分かりやすく解釈

「テコンドー」と「ムエタイ」の違い二語の違い

この記事では、「テコンドー」「ムエタイ」の違いを分かりやすく説明していきます。

2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。

「テコンドー」とは?

「テコンドー」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「テコンドー」は、「韓国の格闘技で、朝鮮半島に伝わる武術を集成したもののこと。

韓国の国技」
という意味があります。

一対一で戦う格闘技で、ヘッドギアと胴プロテクター、ハンドグローブを着用し、足と拳で攻撃します。

足技が特徴的で、頭よりも高く足を上げて敵を攻撃する姿が印象的なスポーツになります。

オリンピックにおいては、2000年のシドニー大会から、正式競技として採用されています。

競技人口は7000万人を超えると言われていて、世界中に普及しています。

テコンドーの「前蹴り」「アプチャ・プシギ」と呼ばれ、最も多用される技で、初心者が最初に覚える技とされています。

また「前まわし蹴り」「アプトリョチャギ」と呼ばれ、こちらも基本技の一つとなります。

「ムエタイ」とは?

「ムエタイ」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「ムエタイ」「Muay Thai」とタイ語表記します。

「ムエタイ」は、「グローブを付けて裸足で行う、タイ式のボクシングのこと」という意味があります。

パンチよりも、肘、ひざ、足のキックに重点が置かれています。

「キックボクシング」によく似たスポーツになります。

足技に重きを置かれるため、キック主導で戦う選手と、パンチ主導で戦う選手が、互角の戦いを見せた場合は、判定で、キックの選手が勝ちやすいという特徴があります。

「ムエタイ」はタイの国技のため、たくさんのタイ人が、ムエタイをしているためレベルが高く、特に、タイで行われる「ムエタイ」の試合で、外国の選手が勝利するのはとても難しいとされています。

「テコンドー」と「ムエタイ」の違い

「テコンドー」「ムエタイ」の違いを、分かりやすく解説します。

「テコンドー」は、「韓国の格闘技で、朝鮮半島に伝わる武術を集成したもののこと。

韓国の国技」
という意味があります。

一方で「ムエタイ」は、「グローブを付けて裸足で行う、タイ式のボクシングのこと。

タイの国技」
という意味があります。

どちらも、格闘技で、主に足により攻撃するという共通の意味があります。

ただし、「テコンドー」は韓国の特技なのに対して、「ムエタイ」はタイの国技という違いがあります。

また「テコンドー」は空手のような胴着を着て行うのに対して、「ムエタイ」はボクシングのようなパンツを着けて行うという違いもあります。

さらに、「テコンドー」はオリンピックの正式種目なのに対して、「ムエタイ」はオリンピック種目に採用されていないという違いもあります。

まとめ

「テコンドー」「ムエタイ」の違いについて見てきました。

2つの言葉には明確な意味の違いがありました。

2つの言葉の意味の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるようになりそうです。