セキュリティ対策として数字を入れるフォームとして用いられるものには「パスコード」と「パスワード」があり、似ている言葉から間違えやすいのが特徴です。
この記事では、「パスコード」と「パスワード」の違いを分かりやすく説明していきます。
「パスコード」とは?
「パスコード」とは本人確認をする際や特定の機密情報にアクセスする時に要求される番号であり、日本語では暗証番号として知られています。
「パスコード」は比較的少ない数字を用いることが多く、手軽に導入することが可能であり様々な場面で使われています。
「パスコード」は数字のテンキーで簡単に入力するドアロックや、スマホのセキュリティロックを解除するものなどに使われており、手ごろなセキュリティとして有名です。
スマホの「パスコード」は画面に表示されたテンキーボタンを押す仕組みになっており、片手でも解除しやすいために様々な機種で搭載されています。
「パスワード」とは?
「パスワード」も本人確認をする際や特定の機密情報にアクセスする時に要求される文字列であり、日本語では合言葉としてしられています。
「パスワード」は少し前だと短いものも多かったのですが、最近ではデジタル詐欺が増えてきたことから長めで複雑なものが推奨されます。
「パスワード」は数字のみでも形成することが可能ですが、それだと安全性が低いことから英語を混ぜるものが主流になってきました。
パスワードはアルファベット文字、記号、大文字と小文字を使い分けることによって安全性を高めることが可能であり、定期的に変更することでインターネットの脅威から身を守れます。
「パスコード」と「パスワード」の違い
「パスコード」は比較的少なめの暗証番号であり、数字を4から6ほど使うものがメジャーとなっています。
「パスワード」はアルファベットや記号を使った合言葉であり、8文字以上からの複雑なものと使うことが推奨されています。
どちらも単一のものだけ使うとセキュリティ上では不安要素が残るので、複数の認証方式を利用するシステムも増えてきました。
「パスコード」の例文
・『銀行口座のパスコードはちゃんと覚えています』
・『パスコードをアナログのメモに書いておくのは危険だと思います』
「パスワード」の例文
・『複雑なパスワードを使っているが、入力は自動でやってくれるので助かります』
・『パスワードを忘れてしまったので、メールで問い合わせをするはめになった』
まとめ
最近はデジタル機器の使用が増えてきたことから、セキュリティのために「パスコード」や「パスワード」を使うことが多くなりました。
ネットに繋がっていない機器を使う際には簡単な「パスコード」でも十分ですが、インターネットを使用する際にはセキュリティ性が高い「パスワード」を使う方が適しています。
どちらの場合も忘れてしまうと機器やサービスにアクセスできなくなるので、管理はしっかりとするのが大切です。