この記事では、「ラズベリー」と「フランボワーズ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ラズベリー」とは?
バラ科キイチゴ属の植物のことです。
その果実をこの名で呼ぶことが一般的です。
木の高さは1~1. 5mほどです。
春に白い花を咲かせます。
果実は円錐形で長さが1cmほどです。
赤色、紫、白などをしています。
1つの果実に見えますが、複数の果実が集まってこの形を形成しています。
つぶつぶしているのは種子です。
果物の種子は食べないことが一般的ですが、この果実の種子は食べることができます。
日本で出回っているものは冷凍品や加工品が主です。
加工品には、ジャムやシロップがあります。
傷みやすく、生のものは流通が難しいです。
パックに入った生のものを購入する場合、カビが生えていないかパックの裏からも確認するようにします。
自宅で栽培することが可能で、自分で栽培をすれば生のものを手に入れることができます。
鉢植えでの栽培が可能です。
日当たりがよい場所を好むので、日がよく当たる場所で管理をします。
鉢植えの場合は、表土が乾いたら鉢底から水がでるほどたっぷりと水を与えます。
この果実は洋菓子に利用されることが多いです。
たとえば、マフィン、ケーキ、タルト、ババロアなどです。
甘酸っぱさを活かしたお菓子になります。
「ラズベリー」の使い方
バラ科キイチゴ属のいくつかの種を指して使用する言葉です。
特に果実をこの名で呼んでいます。
「フランボワーズ」とは?
バラ科キイチゴ属の植物です。
主にフランスでこの名で呼ばれています。
木の高さは1~1. 5mほどで、春ごろに白花を咲かせます。
夏ごろには1cmほどの果実を実らせます。
果実の色は、赤、紫、白などさまざまです。
いくつもの品種があり、品種によって果実の色が異なります。
果実は食用にされており、生でそのまま食べることも、お菓子などに使用することもできます。
甘酸っぱい味がします。
非常に傷みやすいため、日本では生のものはあまり流通していません。
冷凍されているものが手に入れやすいです。
冷凍品は輸入されているものが主です。
これを使ったお菓子には、ババロア、ムース、ケーキなどがあります。
栄養素としてはビタミンCを多く含んでいます。
また、アントシアニンというポリフェノールも含んでいます。
この成分には抗酸化作用が期待できます。
「フランボワーズ」の使い方
バラ科キイチゴ属のいくつかの種を指して使用する言葉です。
特にその果実を指していいます。
「ラズベリー」と「フランボワーズ」の違い
どちらの言葉も同じものを指しています。
後者はフランス語です。
ジャムなど日本で販売されている加工品は、前者の呼び方が使われることが多いです。
フランス菓子に使っている場合だと、後者の名前が使われることがあります。
まとめ
どちらも同じものです。
バラ科キイチゴ属のいくつかの品種を指しています。