この記事では、「論評」の意味や類語などを分かりやすく説明していきます。
「論評(ろんぴょう)」の意味
「論評」とは、「ある物事の内容や結果などを論じて批評すること、その文章」を意味する言葉です。
「論」という漢字には「あげつらう」や「とく」、「物事の道理を説く」や「是非や善悪を述べる」、「筋道を立てた話、文章」、「考え」、「見解」という意味が含まれています。
そして、「評」という漢字には「あげつらう」や「はかる」、「物事の良し悪しを判断する」という意味が含まれています。
「論評」の類語や言い換え
「論評」の類語や言い換えは以下の通りです。
・『講評(こうひょう)』
「指導する立場から、道理や理由などを添えて批評を加えること、及び、その批評」という意味を表す言葉です。
・『コメント』
「ある物事についての意見、補足的な解説などを加えること」、「論評」という意味を表す言葉です。
「論評」や「批評」、「論評」、「評言」などの意味を含める英語“comment”が由来の外来語になります。
・『レビュー/レヴュー』
「(芸能や文芸などにかんする)評論や論評」、「批評記事」、「再調査」、「再検討」という意味を表す言葉です。
「批評する」や「再調査する」、「復習する」などの意味を含める英語“review”が由来の外来語になります。
・『クリティシズム』
「批評」や「批判」という意味を表す言葉です。
「批判」や「非難」、「評論」や「批評」などの意味を含める英語“criticism”が由来の外来語になります。
「論評」の類義語や言い換え
「論評」の類義語や言い換えは以下の通りです。
・『批評(ひひょう)』
「物事の是非や善悪などを指摘しながら、自らが下した評価を述べること」という意味を表す言葉です。
「論評」との細かい使い分けとしては、対象の物事にかんする論理的、かつ総合的な判断について論じることを表す場合は「論評」、単に対象の物事にかんする判断を述べるに限る場合は「批評」が用いられます。
・『評論(ひょうろん)』
「物事の価値や優劣、善悪などを批評して論じること、及び、その文章」という意味を表す言葉です。
「論評」との細かい使い分けとしては、「論評」よりも重いニュアンスを込めるときに「評論」が用いられます。
まとめ
今回は「論評」について紹介しました。
「論評」の意味や類語を理解して、日常で使いこなせる様にしましょう。