「大柄」と「大きい」の違いとは?分かりやすく解釈

「大柄」と「大きい」の違い言葉・カタカナ語・言語

「大柄」「大きい」はよく似た意味合いをイメージさせる紛らわしい言葉ですが、「大柄」「大きい」の意味・使い方の違いを正しく理解できているでしょうか?

この記事では、「大柄」「大きい」の意味の違いを詳しく説明していきます。

「大柄」とは?

「大柄」とは?

「大柄(おおがら)」という表現は、「平均的・一般的な体格よりも、体格(骨格)が大きなさま」「着物についている模様・縞柄(しまがら)・絵柄(えがら)などが大きいこと」を意味しています。

「大柄」の表現の使い方は「大柄な男性が通りました」のように、「普通よりも体格が大きいこと(身長が高い・恰幅が良い)」を意味して使うことができます。

また「大柄な水玉模様」のように、「洋服についている絵柄が大きい場合」にも使用することが可能です。

「大きい」とは?

「大きい」とは?

「大きい(おおきい)」という言葉は、「ある物・人の形態や面積(広がり)・容積などが、広い空間・場所を占めていること」を意味しています。

「大きい」には、「事物の量・数が多いこと」「程度がはなはだしいさま」「心が広いさま」「重要であること」「範囲が広い」など非常に多くの連想的な意味合いがあります。

「大きい」の表現の使い方は「以前の車よりも大きな自動車を買いました」のように、「物の形や容積が広い空間を占めている時」に使うという使い方になります。

「大柄」と「大きい」の違い!

「大柄」と「大きい」の違い!

「大柄」「大きい」の違いを、分かりやすく解説します。

「大柄」という言葉は、「平均的な体格よりも、体格(骨格)が大きなさま」「着物の模様・縞柄・絵柄などが大きいこと」を意味しています。

それに対して、「大きい」というのは「ある物・人の形や面積(広がり)・容積などが、広い空間・場所を占めているさま」を原義として、「量・数が多いこと」「程度がはなはだしいさま」「重要であること」などたくさんの意味を持っているという違いがあります。

色々な意味を持つ「大きい」には、体格が人並み以上に大きい「大柄」の意味も含まれていますが、「大きい」という言葉には「大柄」にはない「数量が多いさま」などの意味合いがあるのです。

まとめ

まとめ

「大柄」「大きい」の意味の違いを分かりやすく説明しましたが、いかがだったでしょうか?

「大柄」という表現は、「普通より体格が大きなさま」「着物の模様・絵柄などが大きいこと」を意味しています。

それに対して、「大きい」というのは「ある事物の形態や面積(広がり)などが、広い空間・場所にわたって広がっているさま」「量・数が多いこと」などの意味を持っています。

「大柄」「大きい」の意味の違いを詳しく知りたい時には、この記事の説明を読んでみてください。