この記事では、「イエッサー」と「アイアイサー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「イエッサー」とは?
「イエッサー」は、軍隊などで上官からの命令について、はいそうですと肯定する場合使用することばです。
イエの部分が、イエスという肯定を指す言葉で、サーが称号を持つ上官のことで上官の命令については意図肯定しているのが「イエッサー」になり、実は否定する言葉も存在しています。
否定をする場合、「ノーッサー」といえば、いいえとなります。
「アイアイサー」とは?
「アイアイサー」は、海軍で使用するイエスという言葉で地上軍と分けて区別化するために生まれたスコットランドの言葉です。
スコットランドでは、海軍と地上軍は差別化されており、イエスという言葉をアイアイという言葉に置き換えていました。
なお、アイという言葉は、命令を理解したという意味でそこにさらにアイがつけば、命令を理解して実行できるという意味になるので、アイサーだけでは、命令を理解したということに肯定したという意味になるのです。
「イエッサー」と「アイアイサー」の違い
両者の違いは、実は同じなんですが、スコットランドの場合、地上軍と海軍の折り合いが悪かったが故、独自の言葉が生まれ、「イエッサー」と同じ意味の言葉である「アイアイサー」という言葉が生まれたに過ぎないので実は両社は同じです。
ただ、あえて違いを述べれば、「アイアイサー」はスコットランドにて海軍で通用する命令実行のことで、「イエッサー」は、地上軍や空軍で命令を実行する言葉であるということです。
「イエッサー」の例文
・『イエッサーとは言うが命令については不服である』
この例は、あくまで上官なので命令についてわかりましたというが実は命令内容については不服だということです。
「イエッサー」は軍隊にて使用される言葉で命令の理解を求める言葉で命令実行可能な場合、「イエッサー」になり、理解しておらず、実行できない場合「ノーッサー」になります。
「アイアイサー」の例文
・『アイアイサーは、アメリカ海軍でも使用されている』
この例は、「アイアイサー」という言葉は、アメリカでも使用されており、海軍で命令の実行について肯定したという例です。
まとめ
「イエッサー」については地上軍や空軍で使用されているもので、命令の肯定を意味します。
「アイアイサー」は、これはイングランドにおいて海をつかさどる軍隊と地上軍が仲が悪かったが故、差別化を図った結果がこの言葉で結局は同じ意味です。
実はこうした中が悪いが故別の言い方をするというのは日本でもありまして潜水艦という言葉がありますが、あれは実は海軍の乗り物で陸軍がこの乗り物を持つと潜航輸送艇や潜航艇という名前に変化しますが実は潜水艦と潜航輸送艇は実は同じ潜水艦で潜る方法こそ異なりますが似たようなことをやろうとしたものになります。
つまり、意地の張り合いになった場合、相手の言葉を使用しないということがおきまして、別の呼び方を作り出すというのがこの両者になります。