この記事では、「さて」の意味や類語などを分かりやすく説明していきます。
「さて」の意味
「さて」の意味は、「ある話の内容が終わって、次の新しい話題(テーマ)に移る場合に使用する接続詞」になります。
「さて」の接続詞は「副詞のさ」と「接続助詞のて」が組み合わされてできた言葉です。
「さて」には、「前の内容を受けてそのまま続ける・それから」の意味もあります。
逆に「前の内容とは反対の内容を続ける・しかし」の意味で使うこともあります。
「さて」は感嘆詞として、「次の行動に切り替える時に自分や相手に呼びかける言葉」や「感心の強さを示す言葉」でもあります。
「さて」の言い換えや例文
「さて」の言葉は、以下のような類語の言葉で言い換えることができます。
「さて」の例文も紹介します。
「さて」の類語や言い換え
「さて」と似た意味を持っている類語を紹介していきます。
・『ところで』
「さて」とほとんど同じ意味を持つ類語に「ところで」があります。
「さて」は、「ある話題から次の話題に切り替わる時に使う接続詞」なので、「ところで・一方」に言い換えられます。
・『それから』
「それから」という接続詞は、「ある内容を受けて、その後の話題を続ける場合」に使います。
その意味から、「さて」の類語として「それから・そうして」を挙げられます。
・『しかし』
「さて」は「前に述べた内容を受けて、それとは反対の内容を続ける場合」にも使用される接続詞です。
その用法から、「しかし・ところが」の逆接の接続詞も類語になります。
・『さあ』
「自問や相手への呼びかけに使う感嘆詞」として、「さて」の類語には「さあ・まあ」があります。
・『なんとまあ』
感動した気持ちを伝える感嘆詞である「さて」は、「なんとまあ」の感嘆詞に言い換えることができます。
「さて」を使った例文
「さて」という言葉を使った例文を以下で紹介していきます。
・『昨夜の為替は円安で終わりました。さて、次のニュースに移ります』
この例文は、「さて」の接続詞を「ある話題から別の話題に移るため」に使用しています。
・『天気予報では降水確率は10%でした、さて突然ザーザーと強い雨が降り始めました』
この例文は、「天気予報では降水確率は10%でした。
しかし、突然ザーザーと強い雨が降り始めました」という逆接の接続詞として「さて」を使っています。
・『さて、そろそろホテルをチェックアウトして次の目的地に向かいましょう』
この例文は、「さて」の感嘆詞を「次の行動をするために、相手に呼びかける時」に使っています。
まとめ
今回は「さて」の言葉について詳しく紹介しました。
「さて」の意味や類語をしっかりと理解して、日常生活のやり取りや文章作成などで正しく使いこなせるようにしましょう。