この記事では、「歩行車」と「歩行器」の違いを分かりやすく説明していきます。
「歩行車」とは?
重い荷物を載せても四輪の脚でバランスを崩さないのが「歩行車」【ほこうしゃ】です。
大きめに作られている車輪は安定し、前後左右から荷物を支えられて荷物を支えます。
自分の背丈に合わせてハンドルの高さを調整したり、折り畳んでトランクに収納できるのも便利なところです。
また、大きな籠が取り付けてあるものは買い物袋を入れられたり、チャック付きの鞄が付いたものは中身が飛び出さず楽々運べます。
「歩行器」とは?
4本脚の前部分にだけ車輪が付いているのが「歩行器」【ほこうき】です。
後ろの2本脚はしっかり地面につけて動かないようにできるので、ひとりでに動きません。
ほとんどの「歩行器」は軽量アルミ素材で丈夫に作られているので、高齢者も両腕の力で持ち上げて前に進めます。
また、折り畳んで持ち歩けるように工夫されていたり、100kgの体重にも耐えられるように設計されているのも安心して使える点です。
他にも74から92cmの高さ調整できる「歩行器」は8段階にずらして使えるので高齢者や足の不自由な人の身長に合わせて調整できます。
「歩行車」と「歩行器」の違い
ここでは「歩行車」と「歩行器」の違いを、分かりやすく解説します。
2つとも自ら1人で歩けるように補助する福祉用具ですが、「歩行車」の四脚には車輪が付いています。
押せば前後に動かせるのが魅力です。
また、固定した鞄や籠が取り付けられているので、中に食料や貴重品を入れられます。
もう一方の「歩行器」は前脚にだけ車輪が付いていて、後方は地面を突いて移動させられる器具です。
種類が複数あり、移動しやすいキャスター付きの他にも固定型、交互型から使いやすいものから選べます。
まとめ
助けとなる歩行器具について2種類取り上げました。
形状や機能性、特徴について画像や説明文を読み、違う点を比べてみましょう。