この記事では、「まちまち」と「ばらばら」の違いを分かりやすく説明していきます。
「まちまち」とは?
まちまちとは、揃っていないことやその様子のことをいいます。
物事や人、意見などがそれぞれ異なっていることを表しています。
「服装がまちまち」といったりします。
まちまちは漢字で書くことはあまりありませんが、漢字だと「区区」となります。
区画としての「町」から生まれた言葉で、町のように一か所ずる分かれていることから「区区」というようになりました。
平安時代にはすでに使われていたといいます。
「ばらばら」とは?
ばらばらとは、一つにまとまらないで分散している様子のことをいいます。
本来は一体であるべきものが離れ離れになった状態を表しています。
また、ばらばらはそれぞれに違っている様子を表す場合もあり、「意見がばらばら」といったりします。
「まちまち」と「ばらばら」の違い
まちまちもばらばらも、一つにまとまらずに異なっていることを指す言葉です。
まちまちは単にそれぞれ異なっていることを表していて、ばらばらには本来一つであるべきものが離れ離れになったというニュアンスが含まれます。
「まちまち」の例文
・『人によって意見がまちまちなので、まとめるのは難しい』
・『参加者の服装はまちまちで、カジュアルなデニムを着ている人もいればスーツを着ている人もいた』
・『営業時間は店舗によってまちまちなので、事前に調べてから行くと良い』
「ばらばら」の例文
・『ファンデーションを落としたら、割れてばらばらになってしまった』
・『人混みの中ではばらばらにならないように手をつないでいる』
・『帰宅する時間がばらばらなので、一緒に食事をとることは少ない』
まとめ
まちまちもばらばらも、一つにまとまらずにそれぞれ異なっていることを指す言葉です。
まちまちは単に異なっていることを表していて、ばらばらには本来まとまっているべきものが離れ離れになっているというニュアンスが含まれます。