「マイペース」と「おおらか」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「マイペース」と「おおらか」の違いとは?言い換え

この記事では、「マイペース」「おおらか」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「マイペース」とは?

仕事や恋愛もすべて自分のしたい通りに進める人を「マイペース」といいます。

相手に合わせるよりも、自分がこのように進めたいと思えばその通りに行うので、相手を少し翻弄するところがあるのです。

それだけおっとりした性格でもあり、周囲に振り回されるのが苦手な人を指します。

時間に捉われず、問題が起きても着実に片付けていく自分流を貫き通すのです。

「おおらか」とは?

細かいことにいつまでも腹を立てることなく、何でも前向きに物事を考えて進めるのが「おおらか」な人に見られる傾向です。

とてもゆったりした考え方や行動が周囲の不安を拭い去り、頼られる存在になります。

このような人は大雑把に物事を片付けたり、余裕を持って行動するのです。

使い方としては、「おおらかな態度を見せる」といって、落ち着かない自分の気持ちを伝えられます。

「マイペース」と「おおらか」の違い

ここでは「マイペース」「おおらか」の違いを、分かりやすく解説します。

自分のやり方ですべてを進めたいと行動するのが「マイペース」な人に見られる傾向です。

いちいち細かい部分には目を向けず、自分がこれでいいと思えばその通りにやるのが彼らのやり方になります。

もう一方の「おおから」は人を安心させるほどの余裕がある態度や考え方を指す言葉です。

常に落ち着いた態度で接するところから周囲からも頼られて、仕事を任せられるところになります。

「マイペース」の例文

・『マイペースな妹は教師を辞めて、働き方を選べる塾の講師を選んだ』
・『マイペースな上司は期日が迫っていても慌てずに物事を着実に進める』

「おおらか」の例文

・『彼女のおおらかな態度はその場にいる人を安心させる』
・『おおからな上司は従業員の焦る気持ちを落ち着かせる』

まとめ

人間の性質を表すために使われていますが、行動を表すのが「マイペース」で、性質を伝えるときは「おおらか」を使い分けるといいでしょう。