「もちろん」と「元より」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「もちろん」と「元より」の違いとは?言い換え

この記事では、「もちろん」「元より」の違いを分かりやすく説明していきます。

「もちろん」とは?

論じる必要のないほどはっきりしていることを意味しており、主に話し言葉として使用する言葉です。

例えば、「もちろんあなたは正しいと思います」「もちろん参加します」などのように、質問や問いに対して答えるときや、言うまでもないというニュアンスで会話の途中に使うことが可能な言葉だと考えられます。

「元より」とは?

言うまでもないことや以前からのことを意味する言葉です。

書き言葉と話し言葉において、どちらでも使用することが可能ですが、主に書き言葉として使用することが多いと考えられます。

「もちろん」と「元より」の違い

「もちろん」「元より」の違いを、分かりやすく解説します。

「もちろん」「元より」は、似たような意味を持つ言葉ですが、使用する場面やニュアンスに違いがあります。

「もちろん」は、話し言葉として使うことが多く、論じる必要のないほどはっきりしていることを意味します。

「元より」は、書き言葉として使うことが多く、言うまでもないことや以前からのことを意味します。

「もちろん」の例文

・『来週末にあるパーティには、もちろん参加します』
・『彼女は、英語はもちろん、中国語も堪能です』

「元より」の例文

・『この作品は、子供は元より、大人でも楽しむことが可能な作品だ』
・『元より、人に貸したお金が返ってくるとは思っていません』

まとめ

「もちろん」「元より」は、似たような意味を持つ言葉ですが、使い方やニュアンスに違いがあります。

「もちろん」は、話し言葉として使うことが多く、判断するまでもないほどはっきりしていることを表します。

その一方で、「元より」は、書き言葉として使うことが多く、言うまでもないことや以前からのことを表します。

それぞれの言葉を正しく使い分けられるように注意しましょう。