この記事では、「デメリット」と「難点」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「デメリット」とは?
欠点を“demerit”「デメリット」といい、劣っている部分を指します。
例えば、周囲よりも運動神経が悪かったり、記憶力が低くてよく叱られるところが恥ずかしいと思うほどの点といえるのです。
このような意味から劣ったところを指し、職場では周囲の足を引っ張る原因ともなりますし、損失をもたらす原因となってしまいます。
このように、恥ずかしいと感じる短所、弱点を指すのです。
「難点」とは?
難しい点を指す言葉であり、困難と感じる部分を指すのが「難点」【なんてん】といいます。
自分の欠点とも言える部分を指し、「私の難点は感情を抑えられないところだ」というように、自分の悪い部分を伝えるのです。
また、優れた機能性があっても使えないところがあれば「このおもちゃはボタンが反応しないのが難点だ」と、悪い部分を伝えます。
このように、人や物において正常に使えない部分を指すのです。
「デメリット」と「難点」の違い
ここでは「デメリット」と「難点」の違いを、分かりやすく解説します。
人に知られると恥ずかしいと思う欠点を「デメリット」といいます。
字が汚かったり、服のセンスがないなど周囲よりも劣っているところを指すのです。
また、「この筆を使うのはデメリットしかない」といかに良い所がないと伝えます。
もう一方の「難点」は自分の中でも良くない部分を指し、ここから問題がある点を指すのです。
それほど使えないと思う部分でもあり、人に迷惑をかけてしまうところを指します。
「デメリット」の例文
・『彼のデメリットは話し方が汚く、会話すると不快になる』
・『漢字のデメリットは何通りもの読み方があるところだ』
「難点」の例文
・『高学歴の彼女の難点は人を見下す』
・『高性能の携帯電話は高齢者には使いにくいのが難点だ』
まとめ
いずれもあまり人に自慢できるものではなく、反対に知られるとまずいと感じるものです。
それぞれの意味を調べて、自分の欠点や難儀な部分を伝えてみましょう。
