特定の事柄や内容以外のことを表す言葉には「その他」や「備考」があります。
この記事では、「その他」と「備考」の違いを分かりやすく説明していきます。
「その他」とは?
「その他」とは特定の事柄や内容以外のことを1つにまとめたものであり、色々な場面で使われています。
「その他」とはどの分類や項目にも含まれないものや外れたものや事項を表す時にも使うことが可能です。
「その他」は英語で“others”や“another”であり、これ以外にもラテン語が由来の“etc. ”は「エトセトラ」としても使われています。
「備考」とは?
「備考」とは参考のために追記することや付記することを表す言葉です。
「備考」は本文や内容を補完するために付けられるものであり、これを記述する場所は「備考欄」と呼ばれています。
「備考」は英語で“remarks”や“note”と書き、特に「ノート」は色々な場面で使うことが可能です。
「備考」の類義語には「但し書き」がありますが、こちらは領収書などにおける代金の内容を詳しく記載する時に使われます。
「その他」と「備考」の違い
「その他」は特定の事柄や本体以外のことを1つにまとめたものやどの分類にも属さないものを表す時に使う言葉です。
「備考」は本文や内容に対して参考のために追記することを表す言葉です。
「その他」の例文
・『アンケートにあるその他欄を使って具体的な意見を書いてきました』
・『その他大勢を背景に描くのは難しいと思うので、思い切ってデフォルメしちゃいました』
「備考」の例文
・『備考欄を使って自分の特殊な事情を書いているのですが、これで伝わるかどうか不安です』
・『備考としてこの商品の特別な使い方と注意点が書いてあるので、こちらもよく読んでおいてください』
まとめ
「その他」は特定の事柄以外のことや分類に当てはまらないことを表す言葉です。
「備考」は参考のために追記することや補完のために記述することを表す言葉です。