この記事では、「だらだら」と「ぐずぐず」の違いを分かりやすく説明していきます。
「だらだら」とは?
だらだらとは、気分などがゆるんでしまいしまりのない様子や変化に乏しい状態が長く続く様子のことをいいます。
また、「血がだらだら流れる」というように、液体が流れ続ける様子を表すこともあります。
だらだらは「たらたら」を強調した言葉で、擬態語の一種になります。
「ぐずぐず」とは?
ぐずぐずとは、のろのろといたずらに時間を費やすことを表す言葉です。
また、「ぐずぐず言う」など不平や不満をぶつぶつ言う様子を表すこともあります。
それからぐずぐずはゆるんで締まりのない状態を表すこともあり、「煮込んでぐずぐずになった」といった使い方をします。
何かが煮え立つ音や天気がはっきりしない状態を表すこともあります。
「ぐずる」から派生したと考えられる擬態語になります。
「だらだら」と「ぐずぐず」の違い
だらだらもぐずぐずも、ゆるんでしまい締まりのない様子を表す言葉です。
だらだらは人の気分などを表す時に使い、ぐずぐずは物がゆるい状態になっていることを表しています。
また、だらだらは液体が流れる様子を表すこともあり、ぐずぐずは判断が遅いことや不平不満を言う様子を表したりします。
「だらだら」の例文
・『休日は出かけずに家の中でだらだら過ごすのが好きです』
・『鼻水がだらだら流れて止まりません』
・『だらだらと会議を続けてもあまり実のある議論はできないと思います』
「ぐずぐず」の例文
・『ぐずぐずしないでさっさと出かける準備をしなさい』
・『肉じゃがを作ったけれど、じゃがいもがぐずぐずと煮崩れてしまいました』
・『花粉症なので鼻がずっとぐずぐずしています』
まとめ
だらだらもぐずぐずも、ゆるんでしまりのない様子を表す言葉です。
人の気分などを表す時に使うのがだらだらで、物がゆるい状態になることを表すのがぐずぐずになります。