この記事では、「セッティング」と「チューニング」の違いを分かりやすく説明していきます。
「セッティング」とは?
「セッティング」とはものの位置を決めたり新しく置いたりして整えることです。
必要なものを必要な場所に置いて使えるようにすることであり、どのような機材や道具が必要かどんな位置に置く必要があるかを考え場所を調節します。
そのため一度に複数の道具や機械を対象にして何をどうするか考えることも多いですが、それら一つひとつが使用する上で問題ないかの確認は含みません。
「チューニング」とは?
「チューニング」とは物を調整したり同調させることです。
特に調整という意味で使われる事が多く、対象となるものに問題がないか、万全の状態であるかを確認し整えることを指して使われます。
それぞれの物の状態を確認して問題ない状態にすることを指すので、それが使いやすい位置にあるかなどの設置場所については問いません。
「セッティング」と「チューニング」の違い
「セッティング」と「チューニング」の違いを、分かりやすく解説します。
必要なものを適切な場所に設置することが「セッティング」で、それぞれのものを万全な状態に整えることが「チューニング」です。
「セッティング」は複数の物をまとめて取り扱うことも多いですが、「チューニング」は複数の物に対して行うにしても、一つひとつの物を個別に取り扱います。
「セッティング」の例文
・『照明や音響をセッティングする』
・『スポーツカーのセッティングに使うエンジン』
「チューニング」の例文
・『ギターの弦をチューニングする』
・『不調なエンジンをチューニングしなければならない』
まとめ
物の場所を調整することが「セッティング」で、物の状態を調整することが「チューニング」というのが両者の違いになります。
簡単に言えば使える場所に置くのが「セッティング」で、使えるようにするのが「チューニング」とも言えるでしょう。
