この記事では、「歓声」と「喚声」の違いを分かりやすく説明していきます。
「歓声」とは?
「歓声」の意味と使い方について紹介します。
意味
「歓声」は「かんせい」と読み、「喜びを抑えきれずに叫ぶ声」という意味です。
大勢でいる時に、嬉しくてつい皆で大声を出してしまうことを言います。
使い方
「歓声」は名詞であり、「歓声が上がる」と動詞を伴って使います。
「歓」は「よろこぶ」とも読み、「嬉しいこと」「よろこびを表情に出すこと」という意味があります。
大勢でいるシーンで、全員で共有できる様な嬉しいことがあり、喜びの気持ちから思わず声を出して「わーっ」「バンザイ」など叫んでしまう時に使われます。
「歓声」は喜ばしいことがあり、ポジティブな気持ちで出る声を表します。
「喚声」とは?
「喚声」の意味と使い方について紹介します。
意味
「喚声」も「かんせい」と読み、「興奮したり、驚いた時に発する叫び声」のことです。
大勢でいる時に、周囲の雰囲気が盛り上がり、思わず大声で叫んでしまうことを言います。
使い方
「喚声」は名詞であり、こちらも「喚声が上がる」と動詞を伴って使います。
「喚」は「わめく」とも読み、単に「大声でわめく、叫ぶ」という意味です。
「喚声」の場合、大勢が興奮して「おーっ」「いけーっ」と叫んだり、戦いに臨む時の「ときの声」など、闘争心のある声色を表します。
まだものごとに決着がついておらず、興奮したり動揺している時の表現です。
「歓声」と「喚声」の違い!
「歓声」は、「喜びのあまり叫んでしまう声」のことです。
「喚声」は、「興奮して叫んでしまう声」のことです。
まとめ
「歓声」と「喚声」は、その時の感情に違いがあります。
どの様な気持ちで大声を出しているのかで使い分けましょう。
