この記事では、「should」と「ought to」の違いを分かりやすく説明していきます。
「should」とは?
主観的な気持ちをのせ、「〜すべきだ」という意味を表現する言葉です。
相手に助言や勧めをするときや、自分の義務や責任を表す際に使用します。
「ought to」とは?
客観的な意見として、「〜すべきだ」と意味を表現する言葉です。
一般的な規則や道徳的な正しさを表すときや、強い確信や推量を表す際に使用します。
「should」と「ought to」の違い
「should」と「ought to」の違いを、分かりやすく解説します。
「should」と「ought to」は、どちらも「〜すべきである」という意味をもつ言葉ですが、使用される場面やニュアンスに違いがあります。
「should」は、自分の気持ちをのせて主観的に「〜すべきである」と伝える際に使用する言葉です。
口語でも書面でもよく使用されます。
その一方で、「ought to」は、中立的な意見として客観的に「〜すべきである」と伝える際に使用する言葉です。
shouldよりもやや意味が強く、書面で使用されることがあるので、日常会話ではあまり使わないと考えられます。
「should」の例文
・『I think you should see a doctor. 』
・『You should study hard for the exam. 』
「ought to」の例文
・『She ought to have told him the truth. 』
・『You ought to obey the law. 』
まとめ
「should」と「ought to」の違いは、主観的か客観的かという点ですが、実際には、両者はほとんど同じ意味で使われることが多く、会話では「should」の方がよく使用されることがあります。
その一方で、「ought to」は硬い表現で、書き言葉や法律などの文書で使用されます。
それぞれの言葉を正しく使い分けられるように注意しましょう。