「態度」と「姿勢」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「態度」と「姿勢」の違いとは?言い換え

この記事では、「態度」「姿勢」の違いを分かりやすく説明していきます。

「態度」とは?

「態度」とは物事に対する感情や考え方が言葉や動作などに表面化したものや、物事に対する構え方です。

構え方という意味があるように、こういった物事には心構えで取り組むという意味もありますが、主に使われるのは物事に対して表面化した感情や考えの方になります。

一つひとつの物事に対してどういった顔や言葉所作で取り組んでいるかを指すのが「態度」です。

「姿勢」とは?

「姿勢」とは物事に対する体や心の構え方です。

体を動かしやすいような体勢や体が休まるポーズなどを取ることも指しますし、仕事はどんなものでもできる限り完璧にこなすぞなどの心意気も指します。

心の構えに関しては物事一つひとつではなく物事を仕事や勉強などカテゴリー分けし、そのカテゴリーに含まれる物事全般に対してはこのような心構えで取り組むなど、ある程度まとまった行動指針として使われる言葉です。

「態度」と「姿勢」の違い

「態度」「姿勢」の違いを、分かりやすく解説します。

物事に対する感情や考え方が所作などに表面化したものが「態度」で、物事に対する体の構えや心構えが「姿勢」です。

「態度」は一つの物事に対しての取り組み方を指しますが、「姿勢」は物事を分類分けやカテゴリー分けしてその分類やカテゴリーに含まれる様々な物事に対しての一貫した取り組み方を指します。

「態度」の例文

・『態度が悪い作業員』
・『初めての仕事でも落ち着いた態度の新人』

「姿勢」の例文

・『誠実な姿勢が人気の政治家』
・『仕事には真面目な姿勢で取り組んでもらいたい』

まとめ

大雑把に言ってしまえば一つひとつの物事に対してどういった取り組み方をしているかが「態度」で、似通った物事に対して一貫している取り組み方が「姿勢」です。

物事へどう取り組むかの基本となるのは「姿勢」で、その上で物事一つひとつへの好みやその時の感情で変わる取り組み方が「態度」になります。