物事の進行が少しずつなことや地道に進んでいることを表す言葉には「ぼちぼち」や「こつこつ」があります。
この記事では、「ぼちぼち」と「こつこつ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ぼちぼち」とは?
「ぼちぼち」は物事や行動に対してゆっくりと取り掛かることを表す言葉です。
「ぼちぼち」はこれ以外にも水滴や小さいものが落ちる時の音を表す時にも使うことが可能です。
さらに「ぼちぼち」は商売の調子がそれなりに良いことを表す時にも使われています。
この使い方は特に大阪で使われることが有名であり、「儲かりまっか」という質問に対して「ぼちぼちでんな」という風に使われることで有名です。
「こつこつ」とは?
「こつこつ」とは行動や仕事などを真面目にやることや地道に努力することを表す言葉です。
「こつこつ」は小さなことを積み上げることや働くことを表す時にも使われています。
「こつこつ」はカタカナ語の「コツコツ」もよく使われており、こちらは固いものに当たる時の音やオノマトペとしても使われています。
「ぼちぼち」と「こつこつ」の違い
「ぼちぼち」はゆっくりと取り掛かることや調子がまあまあであることを表す言葉です。
「こつこつ」は物事を真面目にやることや地道に努力すること、小さなことから積み上げることを表す言葉です。
「ぼちぼち」の例文
・『夜も遅くなってきたのでぼちぼち解散して家に帰りましょう』
・『この商売はぼちぼちの結果を出しており、個人的には面白い経験ができたのでよかったです』
「こつこつ」の例文
・『小さなことからこつこつと努力する性格だったので、書類作成が得意になりました』
・『彼は真面目にこつこつと仕事することで有名だが、趣味で歌を作っていることは知られていません』
まとめ
「ぼちぼち」はゆっくりと取り掛かることや調子がまあまあなことを表す言葉であり、大阪の方言としても使われています。
「こつこつ」は真面目に続けることや努力することを表す言葉です。