この記事では、「今日」と「こんにち」の違いを分かりやすく説明していきます。
「今日」とは?
漢字で「今」と「日」を組み合わせた言葉です。
「今日」という言葉は、読み方によって2つの意味があります。
「きょう」と読む場合は、英語で「today」と同じ意味です。
その日1日のことを指します。
次に、「こんにち」と読む場合は、英語で「nowadays」と同じ意味です。
近頃やこの頃のことを指します。
「こんにち」とは?
「今日」で挙げた2つ目の意味と同じく、近頃やこの頃のことを意味する言葉です。
英語では「nowadays」と表記されます。
「今日」と「こんにち」の違い
「今日」と「こんにち」の違いを、分かりやすく解説します。
「今日」は「きょう」とも「こんにち」とも読むことが可能ですが、読み方によって意味が異なります。
「きょう」と読む場合は、いま過ごしている日の午前0時から、午後12時までのことを表現する際に使用する言葉です。
その一方で、「こんにち」と読む場合は、いま過ごしている日の午前0時から、午後12時までのことに加え、「近頃、この頃」という意味を表現する際に使用する言葉です。
また、「こんにち」と読むときは、「近頃、この頃」の意味で用いることがほとんどですが、場合によっては「きょう」と同じ意味で使用することもあると考えられます。
「今日」の例文
・『今日はいつも以上に調子が良い』
・『今日では、日本人の殆どがスマートフォンを持っている』
「こんにち」の例文
・『こんにちの日本人は、海外に旅行した経験がある人が多い』
・『こんにちの世界では、技術の進歩速度が、100年前とは段違いだ』
まとめ
「今日」という漢字は、「きょう」と「こんにち」の読み方によって意味が異なります。
その中で、「きょう」と「こんにち」の違いは、時間の範囲や視点にあると考えられます。
「きょう」は、一日という短い時間を表し、自分の立場から見たことを言う際に使用する言葉です。
その一方で、「こんにち」は、長い時間を表し、客観的な視点から見たことを言う際に使用する言葉です。
それぞれの言葉を正しく使い分けられるように注意しましょう。