この記事では、「日程」と「スケジュール」の違いを分かりやすく説明していきます。
「日程」とは?
日程は、「にってい」と読むのが正解な言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、ひやひにち等の意味を持っている「日」の漢字に、ほどとか規則、道のりといった意味の「程」の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ日程は、仕事や行事等のおけるとある1日か、毎日の予定を表すのです。
「スケジュール」とは?
スケジュールは、「schedule」と英語でも表記出来る言葉となっています。
そもそも英語のscheduleを、カタカナに変換して日本語化したのがこのスケジュールの言葉です。
以上の事からスケジュールは英語のscheduleと同じ様に、予定や予定表といった意味を示します。
「日程」と「スケジュール」の違い
「日程」と「スケジュール」の違いを、分かりやすく解説します。
日程とスケジュールの文字表記を比較してみると、漢字とカタカナ表記であり、全然違う文字が使われている言葉同士です。
故に見た目も読み方似てはいませんが、どちらも先の予定という、同じ様な意味を所有する言葉同士となっています。
とはいえ日程は、文字通り日にち単位の予定を表すのに対して、スケジュールは、日単位だけでなく時間単位まで広く使用されているのです。
「日程」の例文
・『会議の日程調整を行いますので、都合の悪い日がありましたら教えてください』
・『ヨーロッパへの旅行日程は私が組んでおきます』
「スケジュール」の例文
・『彼のスケジュール帳は仕事の予定でびっしり埋まっていました』
・『スケジュールは部長に合わせるつもりです』
まとめ
2つの言葉は漢字とカタカナ表記であり、見た目も読み方も似てはいない言葉同士となっています。
ただしどちらも、先の予定を意味しており、似た様な意味合いを有している点がややこしいです。
ですが同じ様な意味でも幅が違っており、日程は基本的に日にち単位の予定を表すのに対し、スケジュールは日にちだけでなく、時間単位の予定も含めます。